「誰になんと言われようとも。」パッドマン 5億人の女性を救った男 ちゃーはんさんの映画レビュー(感想・評価)
誰になんと言われようとも。
目の前にいる人間を救えない人間に、世界を救えるわけがない。どんなに大きなことを成すには、至るまでの小さな小さなことが必要。
絶対に諦めないという類のものではない。異次元なまでの姿勢。観ている側からすると、もう諦めてくれと思ったほど。
インドに未だに残るカースト。呪いでしかない迷信。様々なものを打ち壊した。何度倒されようとも、闘い抜いた。しかも、闘う意識もなく、ただ救いたいという思いだけで。
名誉が欲しいんじゃない。名声を求めたわけでもない。お金がほしかったわけでもない。人に認められたかったわけでもない。ただ、彼は、たいせつな人を守れる男でありたかっただけ。
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