「こんな人と一緒にいたーい!」パッドマン 5億人の女性を救った男 ちゃんさんの映画レビュー(感想・評価)
こんな人と一緒にいたーい!
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女性って男性に対してというか、世間に対して、シークレットにしたいことが多いのはどこでも同じなんだよな〜と思い返す。
生理のことだって、公に話すのは(私は女性に話す時も)なんとなく躊躇してしまうから、インドの女性たちがあんだけ嫌うのも分からなくもない。
最後の演説で、女性は10ヶ月、男性は12ヶ月と言う言葉が出たが、そのように考えたことはなかったし、そんな状況であることを変えようとした人がいたことにも驚き感動した。それも男性が。
教育を受けない、文化慣習に疑問を持つ姿勢がない環境では、世界の(先進国の?)スタンダードを実現させようとしても待っているのは大きな反発。
授賞式のスピーチで俳優はインドはイノベーションの魂がある的なことを言っていたけれど、田舎の村にそれは感じられない。
教育を受け知識を得るだけではなく、視野を広げること、物事に疑問を持つことを浸透させ、途上国の国民自身が国を作る。
都会と田舎の差を極端にしないためにボトムアップしていかなければならない。
途上国の発展への考え方、慣習を変える勇気、、、
余裕のある映画だからこそ、色々なことを考えながら観ることができた。
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