赤い雪 Red Snowのレビュー・感想・評価
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表現が曖昧すぎる
よく分からないのはさなえの動機。いや少年愛だとしても。。最後は心中?全体的に頭の中の印象的な感じでストーリーが進んでいく。色々な疑問は他にもあったけど、解説サイト見てまあまあ納得しました。
映像美を褒めている映画に名作は少ない
最後まで眠いまま終わった。
新人監督
映像美
このキーワードに何度騙されたことか!
キャストは最高のメンバーなのに残念でなりません。
霧に消える最後って何?
監督の自己満足に付き合わされたキャストも観客もご愁傷様でした
チーン
夢の中の殺人
私には定番でみる夢がいくつかある。その中の1つ、大学時代にささいなことから、殺人を犯してしまい、先輩の賃貸住宅の近くに遺体を埋めるが、何年かしてその場所が住宅地として開発され、重機が地面を掘り起こすのを、私が「あれなら見つからないかな」と通り過ぎるという内容。なぜ、どうやって誰を殺したのか、どう埋めたのか、は覚えておらず、埋めたこと、ずっと見つからなかった安心感、いつか見つかるかもという不安感の入り混じった何ともいえない感覚で目が覚め、「あれ?俺、本当に殺してないよな」。一瞬、記憶が曖昧なだけで「もしかしたら・・・」と思ってしまうくらい、現実との差が不明確な夢。
この映画はそんな感じの長瀬さんの記憶の映画。ただし、私の夢とは違って実際に起きた事件の記憶。最後、2人で船に乗るのは長瀬さんの強烈な自責の念のイメージ。実際には乗っていないか、もしくは1人で乗ったのか。そう感じました。
低評価は仕方がない
序盤からいつテンポが上がってくるのかと我慢をしていたが、我慢したままだった。
日本海側のどんより鉛色の雰囲気が重苦しい感じを出している上にこの作風。おもしろくない⤵️
真相は何だ?
という興味が湧かず、徐々にそのオチが「やっぱりな」となってしまい個人的に駄作決定。
これ、監督の独りよがり作品だな。
敢えてなのだろうか、極端にセリフが少なく映像で語るという手法がしんどい。
演出部分にも端折りが散見。話しが繋がらない。
鑑賞者の想像にお任せですって感じ。
たくさん映画を観ていると、こういうハズレにも当たってしまう🤣
R15+。どんよりとした薄茶色の色合い
赤い雪は少年の記憶に
少年は漆器職人に
漆も赤い
容疑者の娘は島で旅館の掃除婦
ヒモなのかクズっぽいインテリ爺に佐藤浩市
たくみが消えた…記憶が定かじゃない
説教臭いルポライター
あんたに会って思い出したことがある…ばばあは男の子が好きだった
真実はひとつしか残らない
夏川結衣がスリップ姿で娘虐待
焼けたのは弟かどうかわからない
腕に残る火傷の跡
佐藤浩市とは子供時代から付き合い
雪
ビニール袋で窒息させる、ビニール袋のまま彷徨っておかしくなる
私達はパズルのピースのひとつなんだよ
あれほんとに殺した?失禁
連れて帰ってきた
語り出した!
ロレックス欲しさにやったのか、佐藤浩市
ルポライターか、偽名
贔屓されてる弟への嫉妬?
お兄さんが先に行ってる。
出会ってる!
思い出した
弟が先に行ってるのドアポスト越しに見たんやった。
ノイジーな劇伴
YAS-KAZ
2人でボート、霧に消える
終わった!
なんやこれ
協賛協力多い!
山形県新庄市
肘折温泉
山形県鶴岡
新潟市
佐渡汽船
村上市
胎内市
鍵のかかった記憶
男優陣が頑張っていただけに、もう少しでいい作品になったろうに。これだと文芸作品によくある映像美だけの作品としか思えませんでした。また、ずっとロケ地はどこなのだろうかと興味をそそられましたが、新庄市だということで納得。2年前の大雪まで思い出してしまいました。
トラウマとしてずっと行方不明になっていた弟の真相は知りたかったはずなのに、そのきっかけを与えてくれたのが井浦新演ずるルポライター。真実にたどり着いても時効となっているから記事としての価値もないのだが、執念をも感じる記者魂。同時に彼の過去も気になってくるサスペンスでもありました。
母親でもある夏川結衣のことを“ババア”と言い放つナハナ。結局は同じ人生を歩んでいるところが痛いのだが、夏川が少年愛、ナハナがおっさん愛だったという点だけが違う。結局は罪深い人たちばかりだったが、保険金殺人や放火という重罪がかなり軽く扱われてたような気もします。
唯一上手いと感じたのは、漆芸家となっていた永瀬正敏が最後に漆を剥がしてしまうシーンだったでしょうか。まさしく赤い雪と同様に赤い血が剥き出しになるカット。やっちまった感も出ていて、虚しさが漂ってきました。
陰鬱な雪国と退屈な演出
無名監督だからこれからと言うことでと片付けたいがなにせ豪華キャスト。この作品を瀬々監督に撮ってもらいたかったと何故か思ってしまった。後から調べるとプロデュースは64やヘブンズストーリーを手掛けた浅野貴広とのこと。これなら名優たちが集まるよね。
異常にわかりにくい展開に空気感はいい意味の陰鬱なのに集中力を欠いてしまった。全体に演出が単調で退屈な作品ですね。まぁ東映ですから。
内容も映像も暗い
小百合の育った環境の悲惨さを考えると気の毒としか言いようが無い。母親が出て行った後も結局母親の愛人とのドン底な生活。ゴミだらけの部屋に性欲処理のみのセックス、職場でも盗みをする。小百合の人生が酷すぎる。
一希も弟が行方不明になって責任を感じているのに母親に罵られ、30年以上闇を抱えて辛い思いをして来た。でも、当時の記憶が戻ると、自分も弟の居場所を知っていた。
会話が少なく、役者の表情で魅せる映画なのかもしれないけど、一希が何故弟がいなくなる前から母親に疎まれていたのかがよくわからないし、弟と一希は早奈江にどの程度会っていたのか、早奈江が何人殺して、小百合と宅間がどのくらいの犯罪を犯していたのかがよくわからない。一希が小百合を殺したと思ったのに、生きていたって事もよくわからない。
永瀬正敏、こういう役はハマり役で本当に上手いけれど、たまには笑ってる顔も観たい。
盛り上がりがなかった…
ごめんなさい!!おもしろくなかった!!!
最初から最後まで特に盛り上がりはなく、ずーっと淡々としている。抑揚がないのでストーリー自体に興味がわきにくい。
唯一、後半の芝居がめちゃくちゃ盛り上がってたけど、ストーリーに興味がない故、見ている側としては気持ちが全然ついていけず…あ〜〜すごい熱演してんなと冷めた気持ちに。。。全然入り込めなかった。
なんというか、こう、演出にメリハリみたいなものがほしかったな!
幻想的
河瀨直美監督もそうなんですが、甲斐さやか監督も幻想的と言うか、イメージフィルムと言うか、ある種、女性的でかなり感覚的な作品に仕上がっている。想像力(創造力)を働かしてみる必要があり結構疲れます。
ラストシーンの霧がかかった水面をいっそうの船に永瀬さんと菜葉菜さんが同舟してる様子は、まさに三途の川を渡っているような罪深さを感じる。この曖昧模糊な感覚表現は個性であり、次回作が楽しみです。
ナハナ可愛いい
ナハナが可愛いい。顔がタイプ。ナハナのヤンキー座りのお股にゾクゾク。演技も上手い。不遇な子供時代を過ごしいつも押入れの中に軟禁させられ隙間から母親と愛人の営みを覗き見ていた圧迫された生活を送る。
そんなある日母親が見知らぬ男の子を連れ込み事件を起こす。この事件は数十年後の今でも未解決事件として闇に葬られたまま。事件の真相に迫るルポライターと被害者の遺族が唯一の事件の目撃者としてナハナを追い詰める。
未解決事件の真相に迫る類の作品は面白い。長年放置されてきた謎の解明。真相究明。真犯人は今だけどうしてるのか。どこかでヌクヌクと警察たちを高みの見物して面白がっているのか。そんなことを思うと早く真犯人を捕まえて欲しいしどんな顔なのかみてみたい。
この作品の見所は豪華俳優陣の演技。一流の役者の演技力がズッシリ重いトーンの描写に渋みという調味料をつけ加えている。
色々と雑。
30年前、ある少年が行方不明に。現代にてその事件を追っている記者、行方不明になった少年の兄、事件の容疑をかけられた女性の娘等が絡み合う物語。
とストーリーを書きましたが、前半、俳優たちの口数が少なく、どういう設定でこの映画が始まっているのかが分かりづらくテンション下がったまま。
その状態で後に事件回想シーンが多々あるのですが、二流以下俳優陣の演技の下手くそさや演出、事件内容が曖昧過ぎて事件への興味が湧かないのです。これは致命的。
逆に台本が見てみたいものですw
また、地方の村という設定だが、あまりにも村設定が雑で田舎者としてはこんな村や村人がありえません。
映像や演出部分に疑問を呈する所多々あり。
少しは地方の協力(地元ならではの経験値、特徴含む)を得た方が良かったのでは無かったでしょうか?
「誰も協力してくれませんでした」でしょうか?
「必要最低限な協力のみでそれ以外は要らない」という監督意思でしょうか?後半の事を考えると作品が不憫でなりません。
そんなこんな色々と雑演出部分を切り貼りし作られた様な映画でした。独りよがりが強い作品でもあります。
演出重視なのは分かりますが、その世界に没頭出来ないんですよね。雑さが上回って。
(雑と私が言っている部分は、監督がワザとあやふややオブラートに包んでいる部分ではありません。しっかり映像として演出として描いている部分に雑があるのです。)
映画とは観客の興味をいかに引き出すかが鍵になります。
その手腕が足りて無いのが一目瞭然です。
サスペンスがより面白くなりそうなのに勿体ない。
監督の事も調べましたが、経験値豊富とはいえなさそうですね。経験積んでくださいとしか言い様がありません。(ただ、経験積む前に一部一流俳優陣を使ってしまった事がこの映画の評価を更に下げている事は確か。)
また、プロデューサーが4人もいるのには笑えます。
白い雪が台無しでした。
絶望の深淵に、好きで留まっている人達
前に進む為に真実を知る必要がある、はずだったのに、真実は己れにとって、余りにも受け入れ難いものだった。
ま、そこに漂っているのがお似合いだよ、って事で。
とにかく色々あるだろうが、どう生きるかは、最後は自分自身の問題。受け入れ難い現実を受け入れて、自分の身の処し方は自分で決めて下さい。
このタッチと価値観、正直言って苦手でした。
☆北海道の城丸君事件が元ネタ
舵の取れない舟
葉桜の季節 桜の花びらが名残りおしそうに舞い散るなか赤い雪を観てきました
雪が光の赤い色や音を吸収してしまうかのように
小百合と一希の中に降り積もった溶けない雪は小百合の口を閉ざし言葉を吸収し 一希の記憶をも忘却の彼方へと推しやってしまう
その雪を溶かすきっかけは木立
木立は炎の役目 一度導火線に発火したらその炎は次々と引火して新たなる殺人を導く 掘り起こしてはならない記憶だったのか真実を暴こうとすると共にそれまでの均衡が崩れその雪崩へと巻き込まれることに
さゆりが重たい口を開いた時
一希の記憶が呼び起こされる
幼かったにしろ幇助罪にあたるのか?
見てはいけないものを見てしまった時それが近親者であるほどに
重たい雪はやがて凍ってしまうこともあるのだろう
ラストで二人は同じ舟に乗る
封印していた罪の意識を認識した瞬間だと思った
吹雪に掻き消されたその行先にあるのは逃げ場のない記憶
パンフレットによるとワイエスのクリスティーナの世界が甲斐監督の頭の中にあり赤い雪の世界観の元になっているとのこと 何とも奥深い
サスペンスにアートと心理を絡ませた感 全く違和感なくその世界観に引き込まれた ラスト舟に乗った二人はどこへも舵を取れず動けないまま
苦しみの果てに心に降り続ける雪が止んだならその白日の下に真実も浮き彫りになる日がくるのかも知れない そう信じたい
追記
注目点として赤いコートの女
これが何食わぬ顔して生き抜く母体として残ることで頗る後味が悪い
でもだからこそ赤い雪というタイトルが生きてくるのかも知れません
もやもやした映画❗
星🌟🌟🌟永瀬正敏の内省的な演技菜葉菜の躍動的な演技どちらも良かったですが…最初から最後までもやもや感が漂ってました❗弟卓也は誰が殺ったの?主人公の一希は事件とは関係ないの?結局一希と小百合とはどうなるの?映像が意外と綺麗な作品なのでせめて事件の謎解きの伏線くらいは描いて欲しかった❗内容的には面白いと思うけど肝心な事件の真相究明が…私個人としてはちょっと残念です❗佐藤浩市の悪役は凄く良かったし夏川結衣も良かったのに…もやもや感消えない❗
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