マダムのおかしな晩餐会のレビュー・感想・評価
全26件中、21~26件目を表示
キャスティングで観る作品を決める人間の感想…
(当たり前だが)一緒に歳を食ってる訳だし… 歳の事を言うのは失礼だと思うが,(レザボア・ドッグスやらスモーク等の)ハーベイ・カイテルはもう79,トニ・コレットは46ですごい歳の差のカップル?
で日本人には無い?『13』という数に拘る所の趣旨設定と,最終的にトニ・コレットの怪しい告げ口に寄って,破綻しちゃったのか?私自身の理解力が足りなかったのか?一寸分からんエンディングが、もどかしかったなぁ〜( ゚д゚) それが趣旨でマンマと引っ掛かっちゃったのかなぁ〜( ͡° ͜ʖ ͡°)
☆☆☆★★ 13は西洋社会にとって不吉な数字。 13を嫌ったマダム...
☆☆☆★★
13は西洋社会にとって不吉な数字。
13を嫌ったマダムの思い付きから、マリアは14番目の招待客として扱われる。
ハーベイ・カイテルとトニ・コレットの夫婦。
この夫婦は仮面夫婦でも有る。
この2人が売ろうとしている絵画は、最後の晩餐の様だ。
マリアや最後の晩餐等。作品の奥底には、どうやら宗教色を意識しているのかも知れない。
仮面夫婦の2人と相反するかの様に、マリアとディビットの2人は恋愛関係へと発展する事から。この2組は対象的なカップルとして描いている様には見えたのだけれど…。
映画が進むに連れて。その様な宗教色・対象的な2組のカップルの描き方も、少しずつ袋小路に入り込んでしまった…かの様に見えてしまい。段々と興味を失って行ってしまったのは残念でした。
前半の食卓でのマリアの玉ねぎ話は笑ったし。マリアとディビットのカップルが食事をしているところを、車で覗き込むところ等は面白く見ていたのですけど…。
(この場面、『ローマの休日』の様な騒動になるのか?…と。一瞬だけ期待してしまった)
2018年12月2日 TOHOシネマズ/シャンテシネ1
いいバランス
168本目。
映画の日。
1000円で観られるのは嬉しいけど、その分混雑するのも覚悟しなきゃいけない、嬉しいような、面倒臭いような日。
観たいけど混みそうな作品は避け、ある程度空いてそうな作品をチョイスする訳で。
トニ・コレットはユナイテッドステイツ・オブ・タラ、ホステージの印象が強いからTVの人って印象が強かったけど、最近じゃ映画でしか観ないなぁって。
で何?と言われれば特になんもないんどけど。
で感想はと言うと何か起きそうな予感を感じさせる。
やり過ぎちゃうとコメディ色が強くなってしまうんだろうけど、いい所で抑えてて絶妙。
女性監督ってのもあるのかな?
何歳になっても女性は恋したい!
メイドが恋したっていいじゃない!
恋に身分や階級なんて関係ない、相手を本当に愛しているかどうかが重要。
そんな言葉を送りたくなる映画。
もっとブラックコメディな映画なのかと思いきや、思ったよりラブリーな内容…(^^)
女性の心をくすぐる、ステキな作品でした。
これは、とある晩餐会で起こった偶然の奇跡の物語。
10年以上ご主人のメイドとして雇われてきた女性が、自宅の晩餐会の人数合わせとして出席することになるのです。
「余計なことを喋らないで、大人しくしていて」。
そうきつく言われていたのに、調子の良いメイドは下ネタ満載のジョークを連発し、晩餐会の主役に…。
しかも、隣に座っていた男性から愛の告白まで受けてしまうという。
まるでシンデレラストーリー…。
12時の鐘とともに、メイドが自分の部屋に帰っていくのもなんだかロマンチックでした。
でも、ご主人はカンカン!
彼女の恋に気がつき、嫉妬の炎を燃やしながらガミガミと怒りまくります。
本当は、ただ羨ましいだけなのに、その気持ちをひた隠して、嫌味な態度を取り続ける…。
自分は誰よりも美しくて、好かれていると思い込んでいた主人に起こる劣等感。
並々ならぬ屈辱でしょう。
でもでも、恋してしまった乙女心はもう止められない!
ご主人の怒りなんてなんのその、今ある恋に情熱を燃やすメイドの姿がなんだかとっても可愛らしかったです(笑)
恋に年齢も、容姿も、身分も関係ない!
恋をした女は何歳になっても、少女のように純粋な心を秘めているのです!
こうして、どんどん燃え上がっていく彼女の気持ち。
この先はどうなるのか、最後の最後まで恋の行方が読めないのがもどかしくも、ドキドキさせられました。
やっぱり、他人の恋愛を観るのって楽しくなっちゃいますね(笑)
最後に…。
この恋を焚きつけた、義理の息子が憎たらしく感じつつも、嫌いにはなれないのが悔しい…!
まさにプレイボーイ(笑)
最終的に、ご主人とメイドの信頼関係をボロボロにさせた、彼の存在が一番厄介だと感じるラストでした。
恋は盲目。
周りが見えなくなった大人って、凄く哀れに見えてしまいます。
全26件中、21~26件目を表示