ナチスの愛したフェルメール
解説
ナチスドイツの高官にフェルメールの絵画を売ったために捕らえられた実在の天才贋作画家ハン・ファン・メーヘレンの数奇な半生を描いた伝記ドラマ。1945年5月29日、オランダの画家メーヘレンが、ナチス国家元帥ゲーリングにフェルメールの絵画を売った罪で逮捕される。ナチス協力者及びオランダ文化財略奪者として長期の懲役刑を求刑された彼は、「全て自分が描いた贋作だ」と驚きの事実を告白する。時は遡り1920年代、若き画家メーヘレンは自身の作品をレンブラントやフェルメールら古典派の画風の継承だと批判されてしまう。自分が描いた贋作を“本物”として流通させて批評家たちを見返してやろうと考えたメーヘレンは、独自の工夫を凝らして研究家をも認めさせる贋作を生み出していくが……。主演は「アンナとロッテ」のユルン・スピッツエンベルハー。
2016年製作/115分/オランダ・ベルギー・ルクセンブルク合作
原題または英題:Een echte Vermeer
スタッフ・キャスト
- 監督
- ルドルフ・バン・デン・ベルグ
- 製作
- イェロン・コールベルゲン
- サン・フー・マルサ
- レイニール・セレン
- 脚本
- ルドルフ・バン・デン・ベルグ
- ヤン・アイランデル
- 撮影
- フート・ヒルテイ
- 音楽
- アンドレ・ジェジュク