劇場公開日 2019年2月22日

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「この作品がジム・ヘンソンの伝統を継承・・・?」パペット大騒査線 追憶の紫影(パープル・シャドー) kossyさんの映画レビュー(感想・評価)

2.0この作品がジム・ヘンソンの伝統を継承・・・?

2020年6月9日
PCから投稿
鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

 セサミ・ストリートの生みの親であるジム・ヘンソン。個人的にはストーリーテラーなんかが好きだったけど、本来の大人向けの人形劇を作ろうという意思がこんな風になっちゃった。みたいな感じ。

 人形を使うことで下品なネタや風刺を取り入れたものには『チーム・アメリカ/ワールド・ポリス』なんてのもあったけど、あれはあれで最高だったかもしれません。このパペット大捜査線は人種差別や児童虐待、LGBTなんかも風刺したりはしていますが、ほとんど印象に残らない。むしろハードボイルドな探偵作品としてストーリー重視だったような気もします。

 案の定、メリッサ・マッカーシーはラジー賞の主演女優賞を獲っているし、いったいどの年齢層向けに作られたのかもわからない。単にお遊びで作ったのかなぁ・・・

kossy