恋恋豆花のレビュー・感想・評価
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ふんわり感は良いのですが…
採点2.7
物語は父の再婚に新しい母との二人旅。
その旅の中での新しい発見やふと訪れた恋。
そんなテーマがあるのはわかるのですが、どうしても観光・グルメ番組のようでした。
あと、主演のモトーラ世理奈は存在感がすごいのですが…。
ふんわり感は良いのですが、ちょっと人を選びそうな作品でしたね。
物語が云々というよりも、観光やグルメのガイドのような映画。 ここ数...
物語が云々というよりも、観光やグルメのガイドのような映画。
ここ数年は現地に行こうにも行けなかったもので、
"旅に飢えた行楽客" の目線で見たら、とてもわくわくしてきました。
深く考えないで、気軽に楽しめます。
台湾へ行って、ZINEを作ろう♥
横浜にもあるけど、台湾で有名な『天仁茗○』があった。当たり前だけど。
凍頂烏龍茶は、福建省よりも台湾の方がうまい。烏龍茶を未だに日本人は誤解していると思う。そのくらい、台湾の烏龍茶はうまい。
江○清の肉まんと天仁茗○の凍頂烏龍茶と味わいたい♥
でも、台湾に行かなくとも横浜へ行けば味わえる。でもね。今の僕には食べたくとも無理だ。残念だ。
豆花の様な優しい気持ちになれる恋恋な作品です♪
なんとなく、気になった作品で正直直感とモトーラ世理奈さんが出演している事で鑑賞しましたw
で、感想はと言うと、当たり!
好き好き、こう言う作品♪
終始ほんわかしたゆったりと優しい気持ちになれました。
父親の再婚相手の女性と一緒に台湾に旅をするお話で、たわいもないと言えばたわいもない旅リポート番組みたいな感じ。でもそれが、なんか心地好いんですよね。
ミニシアター系らしい緩さと言うか、演出もなんか良くて、紙芝居とかパペットなんか好きですね。
映画作品としてはいろいろと甘い部分もあると思うけど、それもこの作品の味になってるし、それで左右される作品でもない。
今関あきよし監督の暖かい感じの作りが気持ち良い♪
また、都内では新宿のK's cinemaのみで上映してませんが、映画館の良さも相まって、よろしい感じです♪
(K's cinemaは初めて行きましたが、単館系の作品を多数上映しているのと、手頃な広さと最近では珍しい全席自由の映画館で結構気に入りました♪)
最初に仲の良くなった母親とこうなるまでにすったもんだがありましたがと言う説明があったので、どんなすったもんだがあったんだ?と気になってたけど、言う程のすったもんだではないw
むしろ、再婚相手の女性とよくこの程度の葛藤で済んだもんだと思ってしまう。
ある程度の年齢になると、家族であってもそれぞれの距離の取り方で接する事が多くなる中で、再婚相手の女性と二人きりの旅行なんて、正直どう接して良いかの距離の取り方が分かんなくて、自分なら旅行に行く前から胃が痛いかもw
でも、ハプニングや大喧嘩を期待してないし、観ていく内にのんびりと旅が無事に終わって欲しいと思ってしまう。
旅行先で映る風景や美味しい料理に堪能して欲しいから、皆が優しい気持ちになって欲しい。
出てくる人物が全て良い奴ばかりで、旅先で出会う清太郎が爽やかなんですよね。
モトーラ世理奈さん演じる奈央が素直な良い子。
活発な新しいママとなるあややwと距離の詰め方も良い。
美味しそうな食べ物が二人の距離を中和してくれる。
ロードムービーに美味しそうな食べ物が沢山出てきて、興味のそそる街並みに台湾の美しい風景。
旅先の猫とか犬が出てきたら、楽しくない訳がないw
良いなぁ。こう言う作品。台湾は偉大だなぁw
豆花。大根餅。ルーロー飯。
どれも美味そう♪ 特にタイトルにもなってる豆花が美味しいで自分も食べてみようと思います。
ラストを締めくくる奈央の台詞で「君たちには分からないだろうなぁ。私は大人になったんだよ♪」が良いんですよね。
では、大人になったなら、今度は臭豆腐に再挑戦しましょうw
この作品はいろんな物が優しく醸し出してると思いますが、やっぱりモトーラ世理奈さん演じる奈央の物語でもあるかと思います。
モトーラ世理奈さんは自分的にはとても不思議な女優さん。
個人的な見解で大変申し訳ないが、失礼な事を踏まえて言わせてもらえば、綺麗かと言えば、あんまり綺麗に感じない。
モデルをされているだけあって、スタイルや立ち方は綺麗だけど、時折不細工に見えるし、飾りっ気のなく素朴と言えば素朴だけど、味気が無いと言えば味気が無い。
最初彼女を観た時に気になる女優さんではなく、どちらかと言えば気にならない感じでしたが、いろんな作品に出られているのはなんとなく気になっていました。もう、そこからなんか目が離せないと言うか、気にしてしまう。
彼女の持つ素の魅力がなんか心地好い。
そんな不思議な女優さんなんですよね。
逆に着飾り過ぎる感じがすると、彼女の魅力が無くなってしまう感じがします。
そう思うとこの作品は彼女にぴったりなのかも。
…あぁ彼女主演の「風の電話」を見逃した事が悔やまれる…
難点があるとすると、とても良い作品なのに、ラストの主題歌が物凄く青春映画っぽくなってるのが浮いている感じ。
悪くはないし、間違ってはないんだけど、劇中の台湾の良い音楽が沢山あったので、それがエンドロールで流れても良いのに何故?って感じがします。
奈央の元カレがちらっと出てきますが、まぁ無かった事で良いのではないかとw
ミニシアター系の優しい気持ちになれる良作で女子向けですが、オッサンでも良い気分に浸れますw
機会があれば是非是非♪
いったいどれだけ美味しいものがあるんだ?
単なる、観光PR映画である。グルメ、絶景、、。
だけど他にも何かを感じる。さらっと流しながらも、何かの変化を。誰かの思いを。
そう、ナオの言う「君たちにはわからないだろうなあ、私は大人になったんだよ」がすべて。旅は、人を大人にするのだ。自分中心だった生活から、初めての場所や人に触れることで、自分は世の中に流れる時間のほんの一部であることに気付き、自分自身を問い、他人をしっかりと認識することを覚える。「おいしい!」でも「綺麗!」でも何でもいい。眼にし口にし耳にしたものを素直に感動できる感性こそ、日常を離れた旅でこそ磨かれるものだ。
ナオは、それを感じて、大人になったのだろう。
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