楽園(2019)のレビュー・感想・評価
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村、怖い
若者が村からいなくなったり、寂れていくのにブチブチ言うのに新しい事はしたくない、お爺ちゃん達!あーやだやだ
そして始まる猛烈な嫌がらせ…怖すぎます。幽霊よりずっと怖い
スーパーがっかりポイント
杉咲花がこんな村なんて!感じで看板持ってワーッ!てなって、それを見たお爺ちゃんが「誰でも良いから犯人を決めたかった…」とか告白?謝る?したから冤罪かと思ったら…杉咲!お前!重要な証言隠してるじゃあねえか!
お爺ちゃん、やっぱりアイツが犯人だよ謝り損だよ(笑)
そして、杉咲花が罪の意識を感じてたのは何に対して?友達を守れなかった事だとしたら「は??」なんですけど…
こういう映画はだいたい面白いと思ってたけどこれは駄目でした。
田舎の集落の気色悪い感じが見ててすごく不快。 で、結局何が言いたい...
田舎の集落の気色悪い感じが見ててすごく不快。
で、結局何が言いたいのかはよくわからない。
いろいろ詰め込みすぎてどのエピソードも中途半端になってしまった気がする。
豪士と善次郎どちらかひとつを掘り下げた内容にした方が良かったんじゃないかな。
楽園とは?
周りの環境が歪んだ人格を生み出す。
たとえ真実がどうであれ、残された人はそれを抱えて生きていかなければならない。
現実でも、集団に圧力をかけられて酷い目に会っている人々はいっぱいいる。自分たちが住んでいるこの世界は全員にとっての楽園となっているのだろうか。
重苦しい。
小さな村には地域独特のルールやしきたり等、他の人をなかなか受け入れない縛り。が あったりする。村八分。ちょっとした思い込みで犯人扱い。とっても恐怖感を感じた。最終的に自殺を選択することになる。最後まで重苦しさから逃れられなかった。気持ちの持っていく所がなかった。
住みずらい世の中で。
楽園はあったの。
すばらしき世界と重なるところが……。綾野剛は流石。
好きじゃない
原作の作家 吉田修一のファンです。
これは未読。
例えば文章は、その人と成りを現すと言うけれど
映画を作るにあたっての監督の器が、作品に出るのだと思う。
綾野剛の無駄使い。
佐藤浩市も。
不必要なセリフを仰々しく言う。
最後の柄本明のセリフ 長々言わせてどうする。
杉咲花のセリフも無理〜。
喘息の吸入も、なんじゃあれは。
地方に暮らす人のことなど
あんまりわかってない人が作った 取ってつけたような憐れみ。
見ていて 何度も中断した。
そう言うこともあるけれどもそう言うことじゃない。
苛立った。
吉田修一の話は絶対こんなのじゃない。
2つの短編の融合
12年前の少女誘拐事件は未解決のまま、直前まで一緒にいて、ケンカしたままY路地で別れたつむぎは、大人になってもそのことを引きずっている。それなのに行方不明になったあいかのおじいちゃんのつむぎに対する態度はちょっと酷い。つむぎに罪は無いのに可哀想。
12年後に起きた行方不明の事件、1人の想像の言葉から豪士が疑われ、アパートに勝手に入られ(不法侵入じゃん!)そこへ豪士が帰宅、あの状態なら何もしてなくても逃げたくなるだろう。逃げるから余計疑われるのだが、トラウマのある豪士はパニックになってあんな行動に。
少女は結局見つかって完全に濡れ衣。豪士に同情してしまう。
でも12年前の犯人はやはり豪士なのか、つむぎが東京で見かけた、あいかと呼ばれていた若い娘は?
善次郎の村八分も酷い話で同情してしまうが殺人を犯していい理由にはならない。
ちょっとどうでもいい疑問、久子は両親と行くはずだった温泉に善次郎と行ったけど、いきなり混浴?両親とも混浴の予定だった?まさかね!
原作は読んでいないのでわからないけど、もともと短編の別の話とのこと。12年前の誘拐事件から上手いこと融合させていてひとつの話につながっている。その辺りは面白いし、
綾野剛のオドオドした暗い感じ、上手いなぁと感心❗️
所詮…ね
結果…人間は集まれば集まるほどクソの臭いを放つただのクソ。
自分を保身で精一杯、それを脅かす存在は排除。
排除の方法はクソ中のクソのやること、道徳の欠片もない。
まぁ的をえた映画だと思いますわ。
人生はお人好しのバカに出逢う運の持ち主が勝ちって事でしょ。
さて…
人は何故産まれたか?何故死ぬか?所詮虫と一緒です。
イナゴのように食い散らかしてただ死ぬ。
だけの話。
人生に意味なんかあると考えるほど暇なヤツが羨ましい。
タイトルなし
ベストセラー作家吉田修一の短編集
実際に起こった事件を基に書かれた
「犯罪小説集」の中から
「青田Y字路」「万屋善次郎」を組合わせ
「64ロクヨン」の瀬々敬久監督が映画化
.
狭い村の閉鎖された空間
偏見と差別により
追い詰められていく人間
Ⅰ 罪
Ⅱ 罰
Ⅲ 人
救われたいから誰かのせいする
救われたと思いたいだけ
実際に起きた2つの事件が基になっている
これはキツかった。苦しかった。
…人の業をみた。
瀬々敬久の脚本はまたも緩く散漫。
だからってそうなるか?
新味無きテーマと動機犯行が噛み合わぬ。
瀬々敬久の脚本はまたも緩く散漫。
泣き芸を初めて抑えた杉咲花の巧演だけは買う。
20年同じ爺さん役の柄本明、何処か善人に留まる佐藤浩市は飽きた。
片岡礼子はもっと大事に使え。
非支持。
さんかく窓の外側は夜
能力を使って時間を解決するミステリー映画
死んだ人を除霊するんだけど、どうして死んで霊になってるかも描かれていて、もっと深くみたい映画だった、あっという間におわって、続きが気になる、岡田将生さん 志尊淳さん、平手友梨奈さん、キャラがはっきりしていて
存在感がすごかった、ドラマでみたいと思うほど、いろんな事件を映像にしてほしいとおもった、最後の終わり方も気になる
ヒウラエリカの、過去ももっと、のぞきたい
とにかく映像が美しい、音楽の使い方も美しい
ミュージック・ビデオみたいだった
田舎
都会に住んでると、自然の多い地方に憧れたりするけど、実際、そこは楽園でもないんだよな。
現実、村八分になれば、容態が悪くなっても救急車を呼ばず、嫌われ者を『殺す』風習がある村もある。
人間の生々しさが、そこらのホラーよりも恐ろしかった。
単純におもしろくない
重い。
というかテンポが悪く、それ故に重い。
小さな村で起こった女児行方不明事件。
そこから色々ストーリーを展開しているけど…
UターンIターンで地方へ移住する事が美化されているが、彼の地から離れたことのない地元民にとったら、そのコミュニティと歴史に割り込む難しさもあるだろう。
それでここまでの事件が連発する事はさすがにレアだろうが。
この手の作品。
鑑賞後に考えさせられる境地になったり、犯人探しの当たり外れで感想レベルが変わるけど、一体それがどこにあったかな?
個人的には期待を外された作品でした⤵️
村八分ってこういうこと?
田舎暮らし、憧れるんだけど、実は結構、馴染めなくて大変とも聞く。
この江戸時代的なコミニュティ。まさか、今の時代にそんなことあるの?と思いきや、
ゴミ捨てちゃダメとか、道路の雪かきしろとか、消防団に参加しろとか、本気で言われるし、言われない場合は、無視されたりする。
いい大人が何やってんの?これってイジメじゃね?とか思うけど、いやいや全てを牛耳っているのは、昔から住んでいる地元の人。
このコミュニティを蔑ろにして暮らすなんてことは、田舎では死を意味する、、、とまでは言わないけど、なかなかに大変なこと。特に老父婦で移住、というより、若い夫婦で子供もいて、なんていう方がより大変。子供の学校での繋がりとかあるから、無視したくても出来ないし。
でも、田舎の暮らしは、本当に癒されることも事実。私は、疲れた時に山とかきれいな景色とか見ながらぼーっとすると本当に幸せな気持ちになる。
結局は、人間は自分の立場を誇示したり、外から来た人を排除して、攻撃する対象を作ることによって自分を守る。もちろん、都会でも同じような思いはするけど、都会の方が、お金で解決できることがたくさんあるし、ある意味お金さえあれば、コミュニティにおいて排除されるなんてことは起きない。
人間は一人では生きていけないんだけど、同調することで他人を傷つけても平気な人間にはなりたくないと思う。
それぞれの苦境、それぞれの生き方。
「犯人は誰なのか?」を主題とするパターンで展開される王道ミステリーのサスペンス調かと思いきや…
事件をめぐる長い軸が貫かれているわけではなく、事件を起点にそれぞれの苦しみに生きる限界集落の人々の人間ドラマが重なり合い、厚みを生み出している作品。
だから、事件の犯人や、その手掛かりはことごとく伏せられたまま未解決で幕を閉じてモヤモヤは多少残るものの、そこはむしろ要点ではない。
事件によって皆が別々の傷を追い、そこからの歩み方も全く違う。大小様々な感情や衝動が各々の内側に渦巻き、各所でぶつかり合い、観る側が痛々しく思えるほどに人間臭い。人の醜さが生々しい。
だからこそ観賞後のベースとなる感情は胸糞悪いものかもしれないし、痛みを伴って「楽園などあるのか?(反語)」と問うているのかもしれない。
振り返れば、それぞれの苦境や傷跡から立ち直ろうと必死に考え方や生き方を工夫する登場人物が確かに存在したという事実に、ふと勇気づけられる。こんな風に考えられたら、こんな風に生きられたら…と思える部分が確かにある。
この人は、あれからどんな生き方をしたか?
そこを見つめながら、不器用な登場人物たちを愛しながら観ると、この作品の厚みを感じられるかもしれない。丁寧に見つめて愛せば何か感じるものがあるのは、出演者の高い演技力のお陰。
とりわけ杉咲花は「湯を沸かすほど熱い愛」の熱演でさらに個人的な注目度は増していたが、やはり逆境に立ち向かうパワーと健気さを表現する引き出しが多く、期待しか感じない。
余談。
上白石萌音の主題歌が作品と最高にマッチしていて、胸糞悪さを軽減し希望を見出せるよう導いてくれる陰の立役者になっている。
そしてヌードを披露した片岡礼子は、50歳手前にして美しい身体。いやらしさよりも美しさが勝っている。
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