「期待してたものと違う点では新聞記者より酷い」楽園(2019) 野川新栄さんの映画レビュー(感想・評価)
期待してたものと違う点では新聞記者より酷い
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原作未読
『悪人』『横道世之介』『怒り』の吉田修一原作で『64』の瀬々敬久監督
期待したがそれほどではなかった
ただただ閉鎖的な田舎の暗い話だ
笑えるところがないし感動もないしためにもならないしハラハラドキドキもないしほのぼのとした話でもない
原作が悪いのか脚本が悪いのか演出が悪いのか
下手なドキュメンタリー映画を見てるような感じでただただ淡々と話がすすむ
2つの原作をくっつけたのまずかったのか
話のテンポというかリズムが悪い
寝不足のせいか欠伸が何度も出た
なぜこの映画を作ったのか?この映画を通じて何を訴えたいのか?意味不明だった
その点でも新聞記者より酷い
タイトルの楽園もなぜ楽園なのかチンプンカンプンだ
長野の田舎を貶めているようにも感じた
そういえば『楢山節考』で有名な姥捨山は長野にあるがこの映画の舞台も長野なのは偶然か
税金なんだから文化庁も脚本とかしっかり読んで検討し安易にお金を出して欲しくない
役人がお金を出す基準がわからない
役者さんの芝居は良かった
本来なら星は1.5だが皆さんの熱演で星一つプラス
特にクメール人役の黒沢あすかが素晴らしい
片岡礼子のヌードあり
久々に見たが衰え知らず
生きてて良かった
綾野剛演じるたけしが灯油を浴びて火をつけて火だるまになるがああいう場合灯油ってそんな簡単に火がつかないはずだが
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