えいがのおそ松さんのレビュー・感想・評価

感動…と言うよりはただただ面白かった。自然と笑えるギャグが満載で、次もまた見たいと思える映画。ただ少し期待してたのとは違った。

『えいがのおそ松さん』最高でした！
TVシリーズともまた違い、ギャグとシリアス(シリアル？)がほどよいバランスで練り込まれていて、美味しく頂くことができました(笑)
ファンの６つ子に対する想いもきちんと形にしてくれていて、とても幸せな気持ちになれました。

私は高校生なのですが『いつか、過去を振り返った未来の自分に楽しかったことも辛かったことも優しく抱き締めてもらえるような、そんな高校生活を送っていきたい！』と思わせてくれる作品でした。

もう一度と言わず、何度でも見に行きたいです。

テレビのアニメの方を好きで見ていたので鑑賞
女の子に囲まれた中で男一人で見るのもなー と若干迷ったけど見てよかった。 いや、笑った笑った
終始相変わらずな六人のやりとりは相変わらずの面白さ。タバコ描写（誰も吸ってはいなかったけど）とかダヨーンの人体欠損描写のしっかりした感じとか、テレビでできないこと意識的にやってはいたけど、まぁギャグ部分のスケール感は良くも悪くも テレビでやっていたことの延長 と言えなくもない。
けど、この作品で 劇場版だからテレビのテイストからがっつり変えていきますよ！ というのも変だし、これでいいのだ！ と思った。

今作で個人的にグッときたのは、この映画が おそ松さん現象 というものを作り上げてくれたファンに対しての感謝の気持ち示されていたと感じたところ。
個人の一解釈ではあるけど、今作のキーパーソン 高橋さん は おそ松さん現象 を作り上げてくれた全国のファン達のメタファーのような存在だったと思う。
今回の映画は、まだ彼らが おそ松さん になる前の時代の話だけど、彼ら6つ子に対して高橋さんが向ける目線は完全に アニメおそ松さん のファン達の目線と同じ。つまり、高橋さん（＝日本全国にいるファン達）がいたからこそ、6つ子達は我々が知っている おそ松さん になれたし、こうして映画まで作ることが出来た。その事への明確な 感謝 の気持ちがこの映画からは溢れていた。
藤田監督も まさかキャラの人気がここまで爆発するとは思っていなかった… と言っていたし、映画まで作らせてもらえたのは一重にファンのおかげという気持ちがあったからこそ今回の内容になったんだろう。
最初は 高校の時の話にしたら面白いんじゃない？というアイデアから端を発しているらしいし、細かいことは考えずシーン単位のコントの精度を高めていけばいけると思った と藤田監督はラジオで言っていたけど、実際一本の話として見ると 彼らのルーツを辿る話 というのがそのまま おそ松さん現象そのもののルーツを辿る というメタ的な視点にまで広がっているあたりは流石。

手紙を読んでいなかったのに、現代の彼らが仲直りしてるのは…？
とか、 誰も覚えてないのになぜ高橋さんの顔はへのへのもへじじゃないんだ？ん？
と細かく考えていくと説明のつかない部分もあるけど、この手のタイムトラベルものはそういう矛盾はご愛嬌。
いわんや おそ松さん なら尚更。 設定のディテールへのツッコミは野暮でしょう。

劇場で他のお客さんと笑いながら観れたのもよかった。

笑った笑った

何で、良い映画ぶりをするのかな～

だから中途半端になるんだよ。
馬鹿馬鹿しさを振り切れば、逆に感動するんだよ。
全く面白くなかった。

思っていたよりは面白かったです。

ノスタルジーを誘うようなテーマですが、おそ松さんの世界観を崩すことなく、ギャグ満載の展開で笑えました。

青春時代の6つ子たちに、「そのままでいい」という言葉をかけているシーンが印象的で、赤塚先生の「これでいいのだ」の精神を感じとれました。

テレビアニメ1期も2期も大好きでしたので楽しみに行ったのですが、ビックリするぐらいつまらなかったです。
どうしてこうなってしまったのか。

レビュー見て観に行きました。
もう思い出す事は無かったであろう30年近く前の思春期の自分と、今思春期&反抗期真っ盛りの我が子達の事を改めて考えされられた映画。
高校時代、自分も沢山失敗して失態も晒しました。もっとありのままを受け入れてあげよう。

アニメ映画をリピートしようと思ったのは「君の名は」以来です。週末また一人で観に行きます。

四回観てきました！自分でもまさか泣くとは思わなかったのでびっくりしました。
力の篭った脚本と作画、そして声優さんたちの熱演が光っています。皆が求めていた「おそ松さん」だと思います。
あのキャラはひどい扱いを受けているのでは…？などの心配は全くいりません。どのキャラ推しでも満足できるすばらしい出来です。

おそ松くんを幼少の頃に見たかも？という程度の知識で見に行きました。

うーん、中弛みなシーンが多くて
早く終わらないかなあと終盤は。

最初はキャラ設定が面白くて、
六子を見分けるのが楽しかったけれど。

ネタが繰り返し使われるので、ちょっとくどくて、
もうちょいテンポ良く進むと良かったなあ。

二回観てきました。回数を重ねるごとに面白さが増す映画でした。深夜アニメから始まった「おそ松さん」がここまでの反響を呼んだのは、やはり制作スタッフの方々が情熱を持って作品と向き合ってきた結果だと思います。

映画の制作スタッフもアニメ時代から変わっておらず、細かいところまで演出が行き届いており、まさに「隙がない」映画です。

人間味が溢れていて登場人物に共感するとともに、「こんなやついたな〜」と普段思い出すことのないクラスメイトたちとの記憶が蘇り、思わずクスッとしてしまいました。

青春っていいことばかり描かれているけど、思い出したら死にたくなることいっぱいしてきたなって少し恥ずかしくなりました。笑

同時に、大人になってしまった！でも大人って意外と大したことないな！ってとても気が楽になりました。

六つ子おかえりー！！

一期の時はロスったのに二期の時は飽き気味になってしまったのでちょっと心配だったけど、とってもよかった！
相変わらずな松と、過去松達のあるある青春の痛さと甘酸っぱさと可愛さ、余計際立ち光輝くニート童貞共…！
思わず吹き出す瞬間、予想を裏切る斜め上の展開、予想外の感動。この辺全部裏切らない。
今回出てきた新しいキャラはファンの代弁者や…
最初と最後が繋がってて、オチもあって、ストーリーもギャグもどっちもちゃんと映画内に仕上げてくれた。
愛しかない。映画でこの出来凄い。

おそ松さんに出会えてハマって好きになれて、おかえりがまた言えてよかった(´・∀・｀)

スタッフさんや中の人達ほんとありがとうございます感謝しかない。新しい松にまた会えてよかった。

きっとリピートして見ちゃうと思う。←今ココ

良きよき

映画の尺でいけるのか？と思ってたけどなんの問題もなくおもしろい映画でした。
評価は満点つけたいところですが星ひとつマイナスは主題歌です。テレビシリーズでA応Pの歌がとても良くあっていて良かったのでえいがのおそ松さんもA応Pの歌に期待してましたがなぜあの人？そこだけが納得できず星ひとつマイナスです。ですが映画はほんとおもしろいのでたくさんの人に観てもらいたいです！

とにかく面白くて感動しました。
深く奥行きのある内容で何かに悩んでる人などに見て欲しいです。老若男女問わず楽しめる映画だと思うので、心の底から笑いたかったり、癒されたいって人にもおすすめです。

テレビアニシリーズの雰囲気を保ちつつ長編アニメにしてあります。
テレビアニメでは短編のギャグが多かったため正直公開前は長編で持たせることが出来るのか不安なところがありましたが、杞憂でした。
いつも通り笑わせてもらって、ほんのりノスタルジックで切ない気分に浸りかけたところでまたギャグを挟んだり、本タイトル「らしい」作品です。
何ならこのシーン要らないだろう（笑）という部分もあるのですがそれすら楽しい。
唐突な名作パロディも健在で、物語全体のストーリーに関してもとあるアニメ映画の影響があるようです。

劇場で観ましたが観客から笑いも都度起こり、最後は泣いている方もいました。
笑ってうっかり泣ける、そして何度も見たくなる映画です。

おそ松さん、アニメを観ていたので視聴しました。2期が個人的に合わない部分が少なからずあったのでその延長のノリで来られたらちょっとキツイかなと思っていたのですが完全に杞憂でした。
最初から最期までなんでもありのおそ松さんらしい展開、ギャグ、畳み掛けるようなツッコミに心から笑うことができました。
ハタ坊が落ちてゆく天丼芸に何度も笑ってしまいました。人によってはくどくなりそうですがこのアニメはこいう天丼芸得意ですよね笑
新キャラの登場に唐突感ありましたが綺麗にまとまっていたと思います。
また観ようと思います。

いつもの空気を保ちながらも、
感動と気持ちのいい余韻を残す、
とてもいい映画でした。

おそ松さんというコンテンツを、
ずっと追いかけてきてよかったと、
好きでいてよかったと、
なんだかそんなふうに感じました。

何も心配はしてなかったが、ちゃんとおそ松さんしてた。

過去の世界に迷い込むという、一見ありきたりなストーリーだが、おそ松さんならではの世界観なのでまったくありきたり感は感じない。むしろそれをうまく料理してしっかり笑わせてくれた。

｢過去｣というからタイムマシーンなのかパラレルワールドなのか夢オチなのかとか、色々想像膨らませて観始めたが、そんなことは完全にどうでもよく、メインは過去6つ子と今の6つ子にどんな時代があって今の彼らあるかというストーリー。

成長していないようで成長してて、でもやっぱり変わってないけどそのままでいいんだよという、すごく6つ子らしいほのぼのさがある中に、謎や事件やジワーンとくる要素があって、映画にしても中ダルみなく普通に面白かった。

そしてやっぱり、声優って凄いなーと感心した。
もう1回TVアニメ版見直そっと。

アニメほぼ未視聴。センバツその他も未鑑賞。最低限の知識はあっても、コンテンツへの思い入れ皆無。
「６人の区別がほとんど付かない」程度の客としてのレビューです…。

…６人の区別は、性格と色については案外すぐ付くようになりました。名前は最後まで一致しなかったけど。
映像や音楽はポップで楽しいし、物語のテンポも良い（良かった）。何よりキャラが良い。
DTニートいじりとメタと魔羅ネタは正直不快でしたが、まぁ面白い映画でした。
途中までは、な…。

クドいよ。
ファンムービーとして、６人全員に見せ場を作らなきゃいけないのは分かるけど
だからといって、シーン毎に全員に喋らせなくてもいいでしょ。同じギャグを６人分繰り返さなくてもいいでしょ。ダレる。
終盤の展開もクドい。旅の目的地はもう分かってるんだから、チビトトイヤミ６子の見せ場は今更いらない。中だるむ。テンポ壊すな。

含みのあり過ぎる「ＸＸさん」といい、ファンムービーとして非常に秀逸なのは分かります。
でもね、単一作品としては…ツラい。６人全員に同一の光を当てるのは、逆にキャラを殺してると思うよ。門外漢の愚痴ですが。

映画として華があるとか、豪華とか、そういうの無いんです。
でも、テレビアニメを含めて3年余り追ってきた「おそ松さん」という作品全体が宝物になるように作られています。

キャッチコピーの「どんな思い出も、ぜんぶ宝物」がその通りで、おそ松さんを楽しんだ期間が丸ごと宝物になりました。

何年か後に、さらにその何年か後に、何度もまた見たい映画です。