ジョニー・イングリッシュ アナログの逆襲のレビュー・感想・評価
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天才ローワン・アトキンソンの独壇場
何か久しぶりに観た感じのコメディ映画。実にくだらないが素直に笑えた。いまどき貴重な作品だ。
イギリスのコメディアンと言えばピーター・セラーズ亡き後、今作のローワン・アトキンソンの独壇場だろう。二人とも天才肌で実に人迷惑な芸風だ。
ストレートなギャグが良し
クスリと笑えるギャグを散りばめて、あの男がみたびスクリーンに登場!なジョニーイングリッシュの三作目。今回もたっぷり笑わせてもらいました。といっても、苦しくなるほど大笑いしたり涙を流して爆笑したりではなくて、コロコロコミックのギャグ漫画に載っていそうなしょうもない、そして”お約束”なギャグが多め。だからこそ、安心して見ていられる。
ストーリーはごくごく平凡なスパイもの。イギリスの情報機器類がすべてハッキングを受けて乗っ取られてしまった。犯人を探るためにジョニーイングリッシュを含めた引退エージェント4人が集められる。
この4人からジョニーをピックアップするための(脚本的な)手段がまず良い。丁寧な前振りに始まり、とぼけたローワン・アトキンソンの演技で惹きつけ、ほどよい溜めにオチがついてくる。高級だったり奇をてらったりしない、実家のような温かみのあるギャグ。これが90分続くのだから期待しかないでしょう!
そして肝心のスパイパートも、ギャグにしんなりとなじんでいる。まあ、ギャグパートで一生懸命ご都合主義展開を出せばなじむのは当たり前っちゃ当たり前。でも、こういうのを観たかった。
ガチガチのコメディ映画を観たい人にはちょっと向いてないように思える。しかし、しょうもないギャグが好きな人にはオススメ。そこそこ笑って楽しんでいただきたい!
色褪せないギャグ
コメディなのでストーリーはツッコミどころ満載でした。
笑えるには笑えたのですが子供たちが喜びそうなネタが多かったのでクスクス笑い程度でした。(笑)
ローワン・アトキンソンが好きな人向け映画かなと言う印象でしたので、映画館に是非足を運ぶべきと言うほどでもなかったです。
ですが、最近は堅苦しい映画が多いので、息抜きとしては大変満足のいく映画でしたので娯楽映画としては高評価です。
笑いは世界を救う
装備もアナログなら笑いもアナログで単純な面白さ 映画館で声を出して笑える楽しさ、良かったです。
さすがスパイ ドライビングテクニックはなかなかのもの まさか世界の先進国首脳の会議場に容易く侵入できるとは思わないが(笑) 英国首相のおバカな事 流石イギリス映画 楽しませてくれました。
息抜きには必見です。
アナログ最強ですね
ローワンアトキンソンの庶民的な笑い、シュールさ、くずっぽさに、終始目が離せないその行動も憎めない。安心感、平和感がある。
昔の作品から変わらず、ブレずに安定した笑いを与えてくれました。
ミスタービーンシリーズでと定番、海産物(ロブスター、貝)+レストランでのトラブルはお決まりで、嬉しくなりました笑
イギリスの笑いの感覚は日本人に
あってるのかもしれませんね。
ほんとに見ててホッとするし、
気負いせず軽く視聴できるのもいい。
最近では騒がしすぎるコメディや社会派な映画、真面目、派手なアクションばかり色んな映画がメインになっているのでこういう終始明るい映画は
珍しい方ではないかと思います。テンポも良かったですし、貴重です。
ちなみに非国民と言われそうですが
ドリフや志村けんより、ローワンアトキンソンのほうが
下品すぎない面白さで、個人的には好きです。
不器用でも風当たり強くても、ヘマしても
良きことへの一生懸命さが、理想の結末を勝ち取る。
誠実でカッコよく見えます。そういう物語は人間臭くて、学ぶべきところもあります。とにかく前向き。
こういう、大人が現代的、若さ、先進に対して
下克上するの大好きです。
あと人間味のあるコメディーが減ってる中貴重
気軽に見れる映画として、手元に残しておきたいです。
現代版ド、ド、ドリフの大爆笑。アメリカ版志村けんのだいじょぶだ〜w
ジョニーを演じるローワン・アトキンソンさんの安定の怪演とエマ・トンプソンの壊れっぷりが必見(誉め言葉ですよ?)!VRを使ったシーンは若手監督さんならではのアイディアなんだと思いました
ベタな笑いだけどテンポの良さが面白い
ローワン・アトキンソンって聞いただけで顔芸に期待したけど安定の笑いを提供してもらいました!
終始ベタなボケだけどあそこまで徹底してると自ずとニヤニヤしちゃいますね。
ストーリーなどは特別凄いことは無いですけど王道のコメディって感じで純粋に楽しかったです。
加トちゃんケンちゃんごきげんテレビ
動くローワン・アトキンソン見るのって、大体20年振りくらいかな。ちょうどブームの頃。
だからすっかり忘れてたんです。自分が「Mr.ビーン大嫌いだった」という事を…
確かに笑えました。全部で3回くらい。クスッと。
笑いの感性が乏しい私にとって、昔のMr.ビーンはただの迷惑クソ野郎でした。ファンの人ごめんね。
そして20年後の現在、お前全然変わってねえじゃねーか!?
ドリフとの類似性を指摘する方もいますが、私が想起したのは後番組の「加トちゃんケンちゃんごきげんテレビ」です。
主人公と助手のドタバタとか、もうそのまんま。より悪趣味になっただけ。
小学生の時分は好きだったんだけどね。今見るとツラいね。
間違いないやつ
めちゃめちゃ面白い訳でもなく、まったくつまらないというものでもない。
暇潰しに見て、ああ楽しかったなぁ的な、誰もがそれなりの満足感を得られる作品って貴重です。
そんな一作がこの映画。ミスター・ビーンが代名詞として取り払うことの出来ないローワン・アトキンソン。彼が出ているだけで楽しい。予想通りのこと、予想外のこと、とにかく適度にやらかしてくれるのだからね。上映中は終始クスクスと笑いっぱなしでした。
飽きない彼のキャラクター、これからも見続けて行きたい。
ジョニーは究極のポジティブシンキング人間!、本作で喜びを引き寄せ!
私は、この「ジョニーイングリッシュ」シリーズが本家の「007」より大好きだ。
こう言うおバカなキャラの軽さが本作の魅力の一つだけれども、何ともジョニーは人間的な
温かみを感じさせる高感度抜群のキャラだと思う。
何故シリーズになる程人気なのかを考えると、イギリス人がこう言うギャグが好きな事も有るだろうけれど、どんな間抜けなしくじりをしても、ジョニーはへこたれない究極のポジティブシンキングの達人だからこそ、彼の無様な失敗の数々を楽しむのと同時に勇気と元気を貰える映画故に、人気を博しているのではないだろうか?
今回は本当のボンドガールを演じたオルガ・キュリレンコが登場しているし、英国の首相をエマ・トンプソンが演じているし、サイバーテロを仕掛けるハッカー役にジェイク・レイシーが扮している等キャスティングも中々凝っている点も面白さに深みを添えている。
ジョニーと相棒ボフとの掛け合いもほのぼのと笑えるけれど、ボフの奥さんの登場が今夏の目玉で最高に面白かった!
上映時間が少し短いけれど、充分に楽しめる作品だよね!
ジョニー同様アナログ人間の私も、ハイテク音痴で苦労しているけれど、ジョニーの様に究極のポジティブシンキングで、幸せを引き寄せよう!
学校で見せる、ジョニーと生徒の絆って、最高に恰好良いもん!
失敗は成功の元!どんな失敗や難問も、最後は巧く解決へと導くジョニーは最高の引き寄せの達人でした!
疲れた頭をほぐしたい人にオススメ。笑ったら幸せな気分になれます。
前作以上にずっとしょーもない。深みはゼロ。それがいい!
EDMやネットワークといった最新技術/ブーム × ローワン・アトキンソンはMr.ビーンとは変わったトコロです。
デジタル vs アナログってテーマもある。
けどそこに強いメッセージ性なんて無く。ただバカなことをやってる良さ。
変わらずバカをやってるのがグッとくるかもしれません;
過去作と比較すると笑いどころは少なくなってたし、爆笑するシーンもなかったかも。
でもボケーっと見れて、クスクス笑って、たまにブッ!と吹き出して……あぁ、コメディって楽しいなって気分になれる。
ずっと忠実な部下と適度にセクシーなボンドガール役がよかったなぁ。
疲れた頭をほぐしたい人にオススメ。
リラックスして笑って、終わった頃には幸せな気分になります。
大人になりすぎか
ローワン・アトキンソンというと「Mr.ビーン」だが、本シリーズも3作目だそうで。
今回は、007「慰めの報酬」のボンドガール、オルガ・キユリレンコが出ていてびっくり。昨年公開されたコメディ「スターリンの葬送行進曲」にも出演していたようだ。スパイ映画のイメージがあるが、コメディもいけるという好感度アップ作か!?
さて、内容はというと、今風の世情も踏まえた、かなりおとなしい正統派の笑いだ。イングランド風のブラックジョークや、下品なネタはもう昔の遺物のようだ。個人的には物足りないが、まあ大人になったということだろう。移民は厳しくても、EU離脱とかくらいネタにしても良さそうだが、シャレにならないって事だろうか。社会の暗部も徹底的に笑い飛ばす、ジョン・ブルの心意気をもう少し見せて欲しかったかな。
この映画でほとんど笑えない人もいます。
スパイ映画が数ある中で、笑いを狙ったものがあってもいいと思うけど、あまり好みではなかった。コントと割り切ったとしても、一般人に危害を与えた笑いには冷めてしまう。やっぱ、007やMIみたいなスタイリッシュで爽快なほうがいい。
笑った笑った
凄い面白かったんですけど、私が観た回は他のお客さんがあまり笑っていなくて、笑い声を殺すのに必死になりながらの鑑賞でした。
まあ、それでも笑い声漏れちゃったけど。
映画は、笑いの部分もどちらかと言うとアナログで、次のシーンが想像出来てしまう時もあるのですが、それでも面白くて笑ってしまいました。
それと、アトキンソンさんの立ち振る舞いが意外と格好いい。
姿勢も良く感じられ、英国紳士って感じしました。
それから、ヒロイン的存在のキュリレンコさんが美しい。
応援したくなるのですが、敵役なので悩ましい。
と、思っていたら途中から味方になりました。これは、本当に良かった。気分良く観れました。
そして最後、ジョニーイングリッシュが子供達のもとへ帰り、ハートウォーミングな感じで気分良く終われる。
と、思いきや、!!って感じで終わります。油断できませんね。
さて、ハイテク化の中で消えて行くアナログな物たち。
それでも、必要とされる物も有るんじゃないかな。
特に映画は、こういったアナログ寄りな作品にも、頑張って欲しいと思います。
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