「ラブ・ミー・テンダー」恋の豚 オールカラー52ページさんの映画レビュー(感想・評価)
ラブ・ミー・テンダー
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恋をした女の子はバラ色の人生になり、綺麗になり、健気になり、強くなり、失恋を経て一回り成長するという話です。
友達の借金の保証人になってしまい、デブ専デリヘルに
勤める羽目になったマリエが主人公。自動販売機の隙間に
小銭を落としてしまい、腕が抜けなくなった所にやって来た
カズがヒモとして転がり込んで来た所から物語が進みます。
全般的にコメディタッチでちょいちょい笑えます。
特にマリエの同僚・萌が電マを肩に当ててマッサージしている
時の店長とのやりとりが大爆笑です。
ひとしきり笑った後にちょっぴりホロリ。男ですが、マリエと
似たような別れをしただけに共感しました。
後味スッキリ。やっぱり恋してる女の子はいいなと思う
作品です。
この作品では全編に「ラブ・ミー・テンダー」のメロディー
が流れます。今までは「ラブ・ミー・テンダー」を聞いても
何とも思わなかったのですが、この映画を見てからこの
甘美な世界こそが「ラブ・ミー・テンダー」なんだと実感
出来るようになりました。
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