「シンデレラと魔法使い」無限ファンデーション Bacchusさんの映画レビュー(感想・評価)
シンデレラと魔法使い
作中にも登場する西山小雨という方の「未来へ」という曲を題材につくられた作品で、群馬県の高校生が部活を通じて将来を考えたりぶつかったりする話。
数学の補習を受けている服飾に興味のある退屈少女の書いたデザイン画が、演劇部の子に見初められ、衣装担当としてスカウトされてことが起こって行くストーリー。
曲は別として、西山小雨の役所はファンタジーだし無くても話が通じるという…。
基本全て即興芝居とのことで、ぐずぐずになる手前の危ういところを上手く編集で繋いでいるところもあるけれど、拙い言葉の選び方やのめり込み具合がじれったくて、初々しくて、良い感じ。
揉めても責める様な発言ばかりで建設的な発言がないとか女子高生らしいよね。
ヘタにセリフを読むより上手くみえるというところも狙ったのかも知れないけれど、先生はちょっと頂けない感じもあったし他の演者さん達のセンスが良いとみるべきかな。
スプレーちゃんの処遇はすっ飛ばされた感じでちょっと解せない感じもあったし、先生とウクレレ少女はちょっと浮いていたし、ストーリーとしてはまあこんなものかという感じはあるけれど、青春映画という意味でなかなか楽しめた。
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