記憶にございません!のレビュー・感想・評価
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人は変われる
本当の自分はこうなのに、本当の自分を出せたなら、、、
心のどこかでそう思いながら史上最悪の総理大臣と呼ばれ、それを突き進んできた。
記憶喪失をきっかけに今までの事を全て無かった事にして、新しい自分、なりたかった自分になって、政治家としての志を新たにする。
家族とも一からやり直し、妻の愛や息子の信頼を取り戻す。秘書達とも一致団結し改革に乗り出していく。
こんなに何もかも上手くいく事はまずありませんが、何も考えずに楽しめる映画でした。
物語の最後の方で小学生の頃の作文(自分は本当は明るい性格なのだけど急に変わるとみんなが驚くから何かきっかけが欲しい的な内容)が出てきます。
史上最悪の総理大臣と呼ばれるほど嫌な奴だったけど、きっと心のどこかで、変わりたいと思っていたのでしょう。石が当たった事は偶然でしたが、実はこんな機会を待っていたのかもしれません。
石を投げた犯人に「石を当ててくれてありがとう」と話す場面がありますが、そこには「変わるきっかけをくれてありがとう」「やり直すチャンスをくれてありがとう」という気持ちが込められていました。
どんなしがらみがあろうと、どんな人間であろうと、変われる!やり直せる!というメッセージや初心に戻る事の大切さが伝わってきました。
豪華キャスト大集結でしたが、一人ひとりがいい味を出していて、ひとつにまとまっている感がありました。特にディーンフジオカさんが良かったです。現実的で非情な秘書官に見えて、実は政治に対し熱い志を持っており、全力で総理をサポートする姿が素敵でした。
テンポも良く、想像以上にコメディ!
底が浅い
政治ほっこりコメディ!
テーマは改心
記憶
三谷幸喜復活の兆し...?
清須会議あたりから三谷幸喜の作品を見限っていたところもあったのだが、今作は復活を感じさせた。
娯楽作品としては十分かもしれないが、もう少し風刺が効いていることを期待していたので残念。
佐藤浩一の使い方とか、音楽の使い方などは不満が残った。
復活の兆しとして今後への期待を込めての評価。
誠実だけではどうにもならない事もあるのが政治の世界
きっかけと気持ちがあれば
この男に任せて大丈夫か。
難しい政治をコミカルに
記憶にございません!
あれ。って何。
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