「そこまで政治批判じゃない。」記憶にございません! てけとさんの映画レビュー(感想・評価)
そこまで政治批判じゃない。
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日本の政治に風刺を効かせてはいるものの、根元からはえぐってこない感じ。もっと痛烈に痛快に行ってほしかったけれど難しいんだろうな…ビックネームでもやれる範囲のギリギリがここなんだと思う。
今の総理や議員が二世議員が多い事に反感を持ってしまう事もあって親子の交流には総理大臣は世襲じゃねえだろ!とちょっと思ってしまいましたが若者のなりたい職業に総理大臣がランクインしていた過去があった事も考えると息子を若者代表として考えれば納得もできるかな…
政治物は世間に政治についてアレコレ言っていい環境地盤がないから真面目に考えるとモヤモヤが付き纏いますね。
とはいえ三谷作品の面白さは流石で安心して笑えた事と豪華出演陣のフルコースはこのモヤッとしがちなテーマであっても見てる間ずっと楽しめました。笑って暖かい気持ちになれるところはブレてない。
結局三谷さんの灰汁の強い人や面倒な人、間違いをおかしてしまった人もどれもその人の一面で人ってそういう事もあるよねその方が面白いよって感じさせてくれる話のスタイルが好きだな〜と再確認。
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