「良くも悪くも変わらず」記憶にございません! Masuzohさんの映画レビュー(感想・評価)
良くも悪くも変わらず
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三谷幸喜作品は長らく遠ざかっていましたので
有頂天ホテル以来くらいでした
どうも前作で攻めて(?)かなり評価を落としていた
ぶん安定を求めた無難な作りに感じました
米大統領に木村佳乃など
相変わらずコントのような配役
この人の作品だからと割り切れますが
役者の演技力でどうにかしています
でも相変わらずハゲヅラやでかい福耳などは
安っぽく見えて大嫌いです
なんでこの人って絵を安っぽく
したがるんでしょうね
全体的に気になるのが部分や
意図的にガラケーを使うシーンを入れるなど
三谷作品のファンの中心であろう中高年層に
もはや媚びとも思えるほど配慮している点です
そこまでしなくてもいいでしょうというほど
露骨で、まるで若年層は観るなと言わんばかりです
映画の内容もストーリー的なハラハラ感は
驚くほどなく、政治もあまり絡んでこずあくまで
舞台に過ぎない感じで風刺にもなっていない
あくまで世間の人の政治家へのイメージレベルで
難しさは全くないです
それだけにいつもの三谷作品と変わらないな
という印象しか持てませんでした
石が当たってどうなったこうなったという
肝心の部分もあやふやに終わっていきます
何にも残らないのです
まあでもこの人の映画って毎度こんな感じ
かもしれませんね
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