「オーソドックスだが、悪くはない」記憶にございません! ZEPさんの映画レビュー(感想・評価)
オーソドックスだが、悪くはない
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三谷幸喜の監督9作目の政界を舞台にしたコメディです。「記憶にございません」と言い逃れをする史上最低の総理大臣と言われた男が、投石によって記憶を失って国民のための政治家になろうとするストーリーです。前作の「ギャラクシー街道」は空回りしていて全く笑えませんでしたが、本作は政界を舞台にしながら、社会問題などの攻めたテーマや政治風刺には触れず、権力闘争を中心にしてオーソドックスなコメディとしてまとめられていて、三谷幸喜にしては平凡で意外性は感じられませんが、コメディ映画としてそれなりに満足できます。
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