劇場公開日 2019年9月13日

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「結局、政治も娯楽か。究極のパロディー映画」記憶にございません! y.summerさんの映画レビュー(感想・評価)

4.0結局、政治も娯楽か。究極のパロディー映画

2019年9月13日
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鑑賞方法:映画館

泣ける

笑える

楽しい

「記憶にございません」という着想がとにかく素晴らしい。このタイトルと三谷幸喜なら観るしかないと。

森友問題、加計学園等々、政治家のみならず官僚までも、記憶にない、を連発する政治不信な昨今。たしかに、この映画同様、多くの国民にとって政治は、官邸や国会を舞台にした一種のコメディと写っているんだなあと鑑賞後にふと思う。

そんな風刺コメディの要素を持ちつつ、内容にさほど毒はなく、いい塩梅だ。野党のダメ加減もいい塩梅。

といいつつ、題材が総理なだけで、政治色はほぼ皆無なので、めちゃくちゃ楽しめる。2時間のバランスもいい。最後まで飽きることなくあっという間に観終わった。しかも、泣きどろこまで。あー、楽しかった!

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