ラストレターのレビュー・感想・評価
全297件中、121~140件目を表示
SNSにはない良さを表現できてます
とても良かった。ストーリーとしては、ありがちなものかもしれません。今の時代に手紙?って感じも否めません。でも、とても良かった。
広瀬すず演じる美咲が亡くなったところから物語は始まります。前半は、妹役の松たか子を中心に、手紙について描かれている印象でした。後半は、福山雅治を中心に、思い出話が描かれている印象でした。そして、共通して広瀬すずと森七菜が真ん中にいる印象でした。二人とも、昔と現在との二役、素晴らしかったです。特に、広瀬すずちゃんは、圧倒的な演技力を感じました。でも、高校生時代の鏡史郎役は、神木くんしかいなかったんですかね…。演技力も素晴らしいし、大好きなんですが、もう高校生役は、卒業させてあげましょうよ。
それにしても、手紙って、素晴らしいですね。私は、残るものって恥かしいと思ってました。でも、美咲が、宝物と言って残してたり、娘の鮎美と一緒に読んでいたって行を聞いていると、残るものも悪くないなぁと思いました。手紙という手段だったからこそ、ピュアな作品になったんだと思います。
号泣こそしませんが、美咲が亡くなっているということもあり、思っていたより泣きました。
時間が経ってしまい印象が薄い…
初恋の遠い思い出
美しくロマンティックな大人のファンタジー
恋愛視点では見ちゃだめ。細やかな心理描写が楽しめる作品。
脈絡のない話です、とても落胆しました、最低でした
人によって受け取り方は異なるだろうが、私自身は忘れていた気持ちを「...
思っていた以上に大人もキュンとする映画。
素敵な映画
じんわりと心が温かくなる映画
エンディングの森七奈の「カエルノウタ」が流れ出した時、まだ終わって欲しくなくて、席を立つことができませんでした。
何か大きな出来事が起こるわけではなく、1人の女性の死をきっかけに手紙という手段を通じて様々な登場人物の物語が始まります。
特に広瀬すずと森七奈の演技が上手く、無垢で真っ直ぐな汚れのない子供を見事に演じ切っていました。
観ていて学生時代の甘酸っぱい思い出(ほとんど失敗談、、)が思い出されました。
後悔のしないように生きていこうと思える作品でした。
なお、作中阿藤には嫌悪感しか感じませんでしたが、小説版の独白箇所を読むと、阿藤の気持ちが見事に書かれており、自分の中で少し消化することができました。
もやもやしてる方は是非小説版も読んでみてください。
汚深さを追求せず洗練された映像
映像で表現する人
3ヶ月ほど前、原作を読んだ時は何かだらだらつまらない話で、岩井さんの小説ってヘナチョコだ、と、がっかりでしたが映画を観てびっくり。素晴らしいじゃないですか! やはり映像表現の人なんですね。
クレーン多用の美しいカメラワーク、それを邪魔しない小林武史さんのピアノ、無意味な誇張の無い役者陣の演技。特に柱時計のチクタク音だけをバックにした長台詞にはしびれました。
「人の人生なんて、ちゃちな本に収まるものじゃ無い」と罵られ落ち込んだ鏡史郎が、自著にサインを求められ再生していく終盤も好感が持てました。
[追記]
エンドロールの「カエルノウタ」があまりにも良いのでspotifyで早速ダウンロードしました。ちょっとスワロウテイルっぽくてお勧めです。
切ない
今を大切に生きること
一昨年に情報解禁されてから、ずっと楽しみにしてた映画!公開初日(1.17)に観に行けた🥺
神木隆之介くんファンで、演技上手な神木くんを期待し 観にいった私だけど、俳優陣全員の演技が本当に自然で驚いた。
すごく立派な映画なんだけど、どこかホームビデオをみているような…親しみやすさもあり、すごく感情移入しやすかった。
ただ、神木くんの登場シーンは思ったよりすこし 少なかったけど。。😞笑
情景も 自然溢れて本当に綺麗で、つい見入ってしまう。
SNSに囲まれた現代の生活はとても便利だけれど、手紙だからこそ伝えられるもの 残るものがあるなと思った。自分も何か大切なことを伝えたい時は 必ず手紙を使っていきたい。
そして、タイトルでもある 作中のラストレター。。📮_____💌.
あの文章を通して感じさせられたことは、いまを大切に生きないとな ということ。
高校生でいられるのはいましか無いから、いまを大事にしたい。
本当にいい映画をありがとうございました!高校生のうちにこの作品に出逢えてよかったです。
これから歳をとっていったら、見方が変わるのかな。
人生を通して、何回でも観たい。
違わねえよ
岩井俊二作品の最新作、かなり楽しみにして、原作も読んだ上での鑑賞でした。岩井俊二作品で初めて見た、リップヴァンウィンクルの花嫁の時のザワザワ感を思い出しました。独特のカメラワークや作られていないのに完璧な世界観、耳に残る音楽は健在で、映画館で観られたことをとても嬉しく思いました。
役者陣の演技も素晴らしく、特に森七菜さんと広瀬すずさんの、"そこに存在する"姿は大袈裟でなく心にささりました。広瀬すずさんの物憂げな柄も真の真っ直ぐ通った表情と森七菜さんの闊達ながらも寂しさを感じさせる表情は印象的です。また特に異彩を放っていたのは、阿藤演じる豊川悦司さんでした。「違わねえ。俺のせいだ。」のセリフが強烈でした。登場こそワンシーンですが、未咲がどんな日々を送っていたのか、阿藤の振る舞いと言葉遣いで、その光景が目に浮かぶようでした。
しかし、原作を読んだ時から若干感じてはいたのですが、岩井俊二作品にしては単純で、よく言えば沢山に人に愛される作品かもしれませんが、リリイシュシュのすべてやスワロウテイルに感銘を受けた私としては、どこか物足りなさを感じてしまいました。love letterを見た時の胸の高鳴りやザワザワもそこまで感じることができず、少し残念でした。
全297件中、121~140件目を表示