ラストレターのレビュー・感想・評価
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せつない初恋の行く末
手紙にまつわる三角関係=岩井俊二の真骨頂
SNS前後で、エンタメに関するアプローチが180度変わってしまいました。
私は「前」側の人間なので、日本映画界に岩井俊二が生まれた衝撃はいまだに新鮮に感じ取れます。
「後」時代のエンタメは、ショート、共感、同調・・・いわゆる行間を読まない鑑賞方法。
どちらがいいとか悪いとかではないのですが。
「前」派は、映画の感じ方は人それぞれ。いちいち説明するな!それはこっちが感じること!
「後」派は、監督が伝えたいメッセージあるならちゃんと伝えてよ!客に委ねないでよ!
という感じかな?
で、みなさんのレビューを見ていると、この「前後」ではっきり分かれているような気がします。
岩井俊二が日本映画界で起こした革命は、SNS後ではまだ現れていないと思います。
そんな革命家が現れるまで、この映画を古いとかキモイとかと評するみなさまに抗い続け、
自分なりの鑑賞方法をしつづけるメンドクサイ鑑賞者であり続けたいと思いました。
最初から最後まで気持ち悪い
気持ち悪かった、
はじめから最後までずっと気持ち悪かった
亡くなった夫の同僚に一目惚れして
息子を殺すサイコパスに通ずる
気持ち悪さというか怖さというか
身内が亡くなってるのに、
それを利用して初恋の相手と会えるかもしれないって
名前偽って同窓会に参加するとか怖いすぎる…
コンプレックスや劣等感で歪んでる人あるあるな
平気で嘘ついて都合のいい自分演じるところが
高校生の頃から25年変わらないままなの、
すごく怖かったし気持ち悪かった。
人のこと心配したり気遣っているようで
自分だけが優位な場所に居たい、自分が中心、
そういうのが娘にも反映されてて、
見ていてとても疲れた、しんどかった。
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感想書き殴り。
このレビューの高さの意味が分からない。
どんな人のどんな心に響く作品なのか知りたい。
とてもひどかった。
どんな理由だろうと別の人のふりをして
手紙を書くとか最低すぎる。
1人ならまだしも、4人もそんなのが出てくるとか
倫理観どうなってるん…
自分宛てでない手紙を勝手に読んだり
誰かを偽って返信をしたり、
人として最低すぎる。
ましてや返信を待ってる人のことを笑うとか
人間がクズすぎてドン引き。
倫理観相当疑う。
この物語、別れた理由がなにより大事なのに
そこ最後まで明らかにならないの、もう、もう。
別れたあとに元カノへの想いを綴った本を
書くのはいいとして、
1章書き上げるごとに元カノに送ってた、
返信もないのに、って普通に考えたら異常よ。
しかも元カノがすでに他の人と交際してるの知ってて。
で、元カノは元カノでその手紙を全部大切に持ってて、
子供にまで手上げるDV男と一緒になってからも
娘の記憶に残るくらい
その手紙をずっと何度も繰り返し読んでた、とか。
娘も娘でその手紙何回も読んで、
「つらいこともたくさんあったけどこの人が
いつかきっと迎えにきてくれると思ってた」とか。
DV受けても離れられなくて
何度も自殺未遂繰り返すほどだったのに、
たかが1ヶ月男が帰ってこないからと家離れて、
それ以来戻らない、なんてあるだろうか。
遺書もさ…
いや高校生の娘に贈るには
とても素敵なメッセージだけれども。
遺書としてはどうだろうか?
本編とはずれるけど、
妻の姉の葬儀に出席しない、
妻の浮気疑って携帯破壊する、
浮気の罰として大型犬2匹勝手に買ってきて
妻に飼育を押し付ける、
自分の母親がアポなしで来て
買ってに泊まっていきなよとか言う。
この頭おかしい男もDVしないだけで
姉の駆け落ち夫と大差ないんじゃないの…?
冒頭、さっき川で靴下も浸かるくらいまで
靴ごと水に入ってて、
さらに帰り道で雨に降られて
髪びしょ濡れまでなってるのに
お寺入ってきたときには靴下乾いてるのすごすぎ。
法事とかあんま関わりない親戚の葬式ならまだしも
親、叔母の葬式前に川遊びって。
学校戻りたくない理由ももっと深刻なのかと思ったらなんだそのくだらないのは…
そして夏休みまだあるのに帰るの…?
そもそもタイトルに立ち返って
手紙なんて文字、言葉遣い、便箋、
何から何まで特徴が出まくるもののはずなのに。
それを偽装するってところがもうなんか、
どうして…?
7/31
少女漫画の正当進化
奥さんと観ました
ラブレターも一緒に観ました。今回は特に降谷建志の子供が出ているということで鑑賞。
ラブレターはとても素敵な話で今回も楽しみにしていましたが、脚本としてはかなり話に無理があるかなあという感想でした。
会話が嘘くさく、違和感が多く感情移入が難しかったです。
手紙中心に人々の話が展開するのですが、その他のその人の人生が全く見えてこないので、いわゆるご都合主義かなと。
映像は良かったです。終始素敵でした。
雑多な仙台ではなく、自然豊かな地方を描いたのは、仙台を舞台を映画では珍しいかなと思いました。
ちなみに嫁の採点は★1つだったようです。。。
なぜ庵野さんやソンガーの方を出したんですかね、演技が浮きすぎていて完全に異物でした。。。
岩井俊二監督?
岩井俊二監督が胸を締め付ける
若手女優の活きた芝居
この作品はなんといっても森七菜さんのお芝居が全編通して素晴らしいです。
あまりにも自然で活き活きとしたお芝居は、物語ではなく現実として目の前でその物事が起きているような感覚でした。
松たか子さんの同窓会のシーンは賛否両論あるようですね。確かにあそこまで顔立ち変わったらいくら美人だとしてもみんな気づくでしょってツッコミたくはなりますよね笑
岩井俊二で、LoveLetterと繋がりがあった事とか、全然気付かず見ても面白かった
手紙は、SNSでは伝えられないものがある。ありがとうの一言でさえも...
映像と音楽、キャストは満点
それは演技ではなく自然
声がいい
多分3回目でやっと、観た!!という感覚になりそう。
多分だし、そう。
まずは、映像が素敵すぎて、どのシーンの映像も光の入り方も、もう儚くて尊くて美しくて。岩井俊二作品は映像がとにかく好きだが、今回もとにかくどきどきした。とにかく。
キャスト俳優陣が凄すぎる。特に広瀬すず森七菜。なんだこれは。目線、仕草、動き、声、話し方。個人的に最後の学校に行きたくない理由を聞いた広瀬すずのリアクション。お線香をあげに来た、福山雅治と話す広瀬すずの横にいる森七菜のリアルな自然さ。あと、森七菜は写真を撮られている時のリアクションもとにかく良かった。ゆうりの娘である、そよか。分からないけど、そよかそのものだった。
卒業のスピーチづくりを手伝っているシーン。あれは何だ!!たまらん!!!
お願いをして階段を降りるあゆみ、降りている途中の階段を少し上がる鏡史郎、踊り場で向き合う2人の映像。美しい夢を観ている気持ち。
今日はいい夢がみれそうな気がする。そうだし、気がする。
そして、乙坂さんのサインちょっとかわいいですよね。
追記、庵野秀明はもう風立ちぬ
朴訥とした雰囲気が心地いい。
チイファの手紙を視聴後に
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