ラストレターのレビュー・感想・評価
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あとで気づいたけど木内みどりさんの遺作か。 田舎できくセミの鳴き声...
岩井俊二監督の作品は眠くなる
2020年劇場鑑賞3作品目
決してつまらないわけじゃない
駄作とまではいえない
心地良くて眠くなる
岩井俊二監督作品の独特のリズムと映像音楽が眠気を誘う
主要な出演者は福山雅治松たか子広瀬すず森七菜神木隆之介豊川悦司中山美穂と新旧美男美女ばかり
夏服の広瀬すずと森七菜はいいね
これだけ観ても冬より夏の方が好きだ
地元の動物病院でボルゾイと対面したことあるけどびっくりしちゃった
犬というより小型の馬だね
うちの犬なんかその場でウンコとおしっこ漏らしちゃった
さとう宗幸が出ていたので宮城県なんだなと実感する
庵野秀明を起用した意図がわからない
1人だけ文士劇
素人のわりにはいいんじゃない
亡くなった木内みどりさんがここにも出演
ラストレターが遺作か
岩井ワールドに肩まで浸かりました。
眩しい初恋はいつまでも輝いている
岩井ワールド全開 地元宮城の美しい景色を余す事なくスクリーンに映し...
岩井ワールド全開
地元宮城の美しい景色を余す事なくスクリーンに映し出している
携帯電話やSNSが幅をきかせている今だからこそ、手紙を主役にしたこのラブストーリーが輝く
手紙を待つから、郵便屋さんを心待ちするシーン
住所がわからないから、卒業アルバムから住所を探すシーン
手紙の返事か欲しいけれど、自宅では困るので、知り合いの家の住所を使わせてもらうシーン
いずれも、手紙ならではのエピソード
広瀬すずと森七菜の一人二役、若手なのにしっかりとふたつの役を演じ分けた演技力、自分がその場所にいるのではと錯覚させられるように思えてしまうカメラワーク、ワンシーンなのに存在感のある豊川悦司の演技、そしてエンドロールのシンプルな作り方まで全てが、最近の映画にありがちな漫画とか小説の映画化とは違い、久しぶりに映画の王道を観たという思いになれた作品
岩井俊二監督の力業
アタクシ的には『リリィ・シュシュのすべて』でコテンパにいてこまされて以来、
19年振りの岩井俊二監督作品。
いやはや、(『スワロウテイル』とか『リリィ・シュシュ~』みたいな)
激 し い 場 面 等 一 切 な い の に も 関 わ ら ず、
岩井監督の力業で捩じ伏せられたといった印象。
如何せん登場人物の皆々様がえぇ人なのか何なのか、我々観衆 (=外野) が観ながらにして感じるであろう “違和感” に本人達は何の疑問を持つ事も ましてや怒るなんて事なんか絶対にないままに (笑) 只々ゆったりと淡々と物語は進む。
そのせいかコチラが「いやいやいやっ」と苦笑いを浮かべてしまったとしても、流れ行く画面世界は終始平穏である。
心がほっこりしたりする景色や日常の何気ない会話、懐かしさを覚える瞬間や ぷっと吹き出してしまう様な微笑ましい行動、学生時分も大人になってからも伝えたい気持ちを上手く伝えられないもどかしさ、甘酸っぱさ、
そして胸を締め付ける事実──。
それらを丁寧に、実に瑞々しく彩るのが他でもない 魅力溢れる出演者達なのだ。
演技をしていない様な演技と云うか何というか (稚拙な表現でほんまに申し訳ない…)、主要キャスト達からは「是ってほんま素ぅのまま喋ってへんか??」と疑ってしまう様な台詞っぽくない台詞が度々出て来て、思わずはっとさせられる。
そんな話の核を成す人々に加えて誰もが知っている超有名俳優達 (例えば Love の Letter さん両人とかw) が重要な脇役として現れ、強烈な印象を残し 更に作品を盛り上げる。
嗚呼素晴らしい。
既に様々宣伝されている “発明” とも表現出来る物語導入部分の展開を劇場にて実際味わってみるのも中々にえぇモンやと思うが、どうか?
そして、知らぬ間にアタクシの様にどっぷり浸って頂ければ是幸いだ。
ほっこり、あたたかくなる映画・・☆
どうなのかなぁ・・と若干 懐疑的な思いも持って観た映画でしたが、
思ったより ずっと素敵な映画でした。
福山雅治は、「マチネの終わりに」よりもずっと良かった。
決めてるギタリストよりも売れない小説家の方が雰囲気がある感じ。
個人的には、時々 手紙を書きますがやはりSNSとは違うやりとりの
タイムラグとかにも心ときめきます。
何より少女二人の演技が素晴らしくて、広瀬すずは安定しているが
それよりも、森七菜の初々しさがすごく良かった。
岩井俊二監督の映像も美しかったので、廃墟となった高校で、
福山雅治がボルゾイを伴った二人を見かけるシーンなど絵画のようでした。
配役も、廣野秀明以外はベストポジション。
豊川悦司と中山美穂が、壊れた男とその女な雰囲気にピッタリだったし、
松たか子は相変わらずのそつのない役どころ。
ある意味、じれったいくらいの恋愛映画ですが 逆にその分新鮮に
感じていました。
私はいい作品だと思います。
良い映画を観た。
登場人物が言って欲しいことを言ってくれる、言って欲しいことを超えることを言ってくれる映画。相変わらず子供を描くのが独特。世界観という言葉は好きではないが、岩井俊二の懐中の中で気持ち良く抱かれた様な心地良さがあった。矛盾やそんなうまくいかないだろうと思う点もあったがそんな事は些細なこと。神木隆之介は岩井映画が描く子供群像から浮いた感じがったが新しい味付けになった。
全てを語らない、想像の余地を残した奥行きのある、これこそ2時間のエンターテインメント、完璧な映画でした。現在の未咲を描かない、未咲と鏡史郎のやり取りは最小限だけど雰囲気が感じ取れるいい塩梅。にくい。
キャストについては森七菜は素晴らしく、蒼井優のような存在になるのではないだろうか。主演作が見てみたい。庵野秀明だけが疑問。それで減点(嘘)w
じんわり泣けます!
涙好きの私はまた観てしまいました。この作品の登場人物、皆さんものすごくピュアに演じているので心に刺さるのです。初恋がテーマですからそういう風な演技になるのは分かるのですが、すごくビシビシと感じました。
この映画は初恋の重さをしっかり描いていて、ある意味魔力のように人間の一生を左右するような流れに、うなづいたり違和感を持ったりと、複雑な思いで観ました。それとともに、違う人が手紙を書いたり、相手の素性を知っているのに知らないフリをするところは、とても気になりましたが、これはストーリーに深みを持たせるという意味では納得。
また、題名通り手紙が小道具となっていますが、何故か京アニの自動手記人形のストーリーのような細やかな展開に唸りました。
にしても、すずちゃんが星の王子様がもう少し早く来てくれていたら、母は死ななかったという残酷な現実に涙がこぼれました。
ヒロインは亡くなったことが作家にとっての起死回生になりましたが、やはり良い小説は悲劇から生まれるのでしょうか。
最後に感動の場面をいくつか。すずちゃんが自転車に乗ってきて、神木が初めてマスクを取った彼女を観た時の驚き、これが恋に落ちる瞬間なのかと胸が苦しくなりました。可憐さマックス。
姉妹が過去と現在2役やるわけですが、まさにすずちゃんのオンパレードで感激。あと、仙台が舞台ですが、その美しい自然は秀逸でした。ぜひ、鑑賞してください。
未咲は何故、あんな男と結婚してしまったのかな⁈
亡くなったばかりの姉、未咲(広瀬すず)の高校の同窓会に出席した妹、裕里(松たか子)が過去手紙を通じて姉と交際をしてた小説家、乙坂(福山雅治)と会った事から物語がスタートする。
ある事情から同窓会の席で姉の死亡を言えないままに未咲として出席した事で複雑な展開になり乙坂と手紙の交換を続ける事になる。
一方、未咲の娘鮎美(広瀬すず)と裕里の娘サヤカ(森七菜)は実家に届いた乙坂の手紙に対して悪戯心で未咲になり変わり返事を書く。
過去、姉と文通してた乙坂に恋心を抱いてた裕里は突然訪ねてきた乙坂に姉の事を正直に話してしまう。
事情を知った乙坂は懐かしさの為、今は廃校となった高校を訪ねそこで偶然、未咲と瓜二つの鮎美と出会い家に案内される。
そこで過去の未咲と乙坂の事、それと未咲と結婚する事になる阿藤(豊川悦司)と言う男の事。
過去20数年前の高校時代の回想シーンと現在の展開を織り交ぜながらそれぞれの人生模様を描く作品ですが、高校時代優秀で憧れの的であった未咲が悲しい結末で亡くなってしまうストーリーがやらせない!
一言で言えば、何故あんな男と‥‥と思いましたが未咲の旦那の阿藤も自分の人生に苦しんでいた。
人生と云うのは一筋縄ではいかない難しいんだな〜とつくづく考えさせられます。
鮎美が乙坂にお母さんもいつか迎えに来てくれる事を
思っていた。と、さらにもう少し早ければ。と‥‥
とても感動する良い作品でした。今はメールが当たり前の時代ですが、手紙が懐かしくなりました。
また、回想シーンと現在のサヤカと鮎美を演じた森七菜と広瀬すずの演技もファンタジーなシーン凄く良かったです!
回想での乙坂役の神木隆之介も福山雅治と違和感なく演じてピッタリの配役でした。
最後に難点が一つだけあります。それは高校時代未咲の妹である裕里と乙坂が何度も会ってたのにもかかわらず、現在の同窓会シーンで乙坂と会った時などずいぶんよそよそしい雰囲気がありました。
その点がひっかかり0.5点の減点となりました。
作品のスタートとラストが滝の映像は人生の流れを表現してるのでしょうか?
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