「岩井俊二ワールドが堪能できました」ラストレター ちゆうさんの映画レビュー(感想・評価)
岩井俊二ワールドが堪能できました
岩井俊二さんの個人的イメージ
写真で言えば、クリアな画像ではなく、被写体に霧がかかったような、靄がたちこめているような、そんななかから鑑賞者自身が被写体の何たるかをイメージするというか、紐解くような、鑑賞者の感性で観る必要がある作家と認識していましたが本作もそれが展開されていて感慨深いものがありました。
あの未咲という小説の中身、気になります。私にとって最大の謎です。
あの小説を読んでいる、鮎美さんと阿藤さんには未咲さんが何故自殺したのかわかっているような気がするので・・・
この映画は何度か見返すうちに自分なりの解釈が変わっていくような作品じゃないかと今は思っていて、まだ個人的には本作品は未完の状況なので★はこれだけにしました。
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