「ほっこり、あたたかくなる映画・・☆」ラストレター ☆ムーミンさんの映画レビュー(感想・評価)
ほっこり、あたたかくなる映画・・☆
どうなのかなぁ・・と若干 懐疑的な思いも持って観た映画でしたが、
思ったより ずっと素敵な映画でした。
福山雅治は、「マチネの終わりに」よりもずっと良かった。
決めてるギタリストよりも売れない小説家の方が雰囲気がある感じ。
個人的には、時々 手紙を書きますがやはりSNSとは違うやりとりの
タイムラグとかにも心ときめきます。
何より少女二人の演技が素晴らしくて、広瀬すずは安定しているが
それよりも、森七菜の初々しさがすごく良かった。
岩井俊二監督の映像も美しかったので、廃墟となった高校で、
福山雅治がボルゾイを伴った二人を見かけるシーンなど絵画のようでした。
配役も、廣野秀明以外はベストポジション。
豊川悦司と中山美穂が、壊れた男とその女な雰囲気にピッタリだったし、
松たか子は相変わらずのそつのない役どころ。
ある意味、じれったいくらいの恋愛映画ですが 逆にその分新鮮に
感じていました。
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