新宿パンチのレビュー・感想・評価

プライムビデオで、アクションのジャンルになぜか入っていて、見ました。

導入わすれたが、パンチの青年が新宿に行き、女との出会いから、水商売のスカウトになる。

まあ、よくわかんない世界ですけど、こういう世界なんかなあと思いながら見ました。

パンチはまあいい青年なんだね。
知らない俳優しか、いちいち、でてこないんだが、主演の女が稲村亜美に似ていた。

ヒロインがまあまあ可愛かったから見れたのはあるよ。

薬づけにして、引き抜きをしていく男がクズすぎて。

パンチがまあ、いいこともいってたかな。
しかし、このB級映画加減はなんだろうね。

最後に恋人を助けられてめでたし。元カレにまだ未練があるように見せるようなそぶりのヒロイン意味不明。

覚醒剤はそんなに簡単に辞められるものなんだろうか、スカウト組織は背後にヤクザがついていて、社長は組織の事を「臆病者は群れるしかない」と形容するが、実際そんな甘い世界観なんだろうか？スカウト組織を善の側に位置づける事が良いとは思えなかった。
実際、スカウトした女の子をシャブ漬けにしてしまってるわけで、そういう自分の行動のリスクを計算できない方正という主人公が最終的に救われてしまうというストーリーは例えば『東京難民』なんかと比べれば甘いを通り越してスピードワゴン級。

ルミは自分を助けた男を家に向かい入れるが、セックスは許さない。どんな貞操観念の女なのかが全然分からないのが、後半になって自分の不幸は軽薄な行動が招いた結果であるという理由が明かされる。だとしたならばここまでのルミの芝居の中でセックスをしたいという欲求が見えない事がリアリティの欠如に繋がっているのかと思う。

既視感あるけど。でも凄さはないな。
結果、いい話だった。つか、爽快。
結論、金ヅル探し。芸能界と同じ。

パンチパーマといえば鼠先輩ね。
エロなしとは意外
毎熊のシャブ中っぽい汗でテラテラしたシーンの凄味
さちこ役の財田ありさが可愛い
こじんまりしているが手抜き感がなくて好感

天然のパンチパーマ頭でフラれてばかり、童貞のまま新宿にやってくるる。
ナンパに励み、バッティングセンターで出会った美女のアパートに押し掛ける。
歌舞伎町のスカウトの元締めに気に入られ、スカウト業に精を出す。

田舎から新宿に出て来てスカウトをすることになったパンチパーマ風テンパー22歳の童貞君がトラブルに巻き込まれる話。

一目惚れした女を助けたことが切っ掛けでスカウトになるというムチャクチャな展開とか、ちょっとチャラ目な主人公とかから軽くてキャッチーな流れを想像したけど案外堅苦しい流れ。

その割にドス黒さとか嫌な感じとかドロドロ感がそれ程なく、逃げた奴もどうなるかと思ったけれど、それだけ？という感じ。

ストーリーは嫌いじゃないしつまらなくはないけれど、笑いもシリアスさも中途半端で物足りなかった。