「映画でしか見せられない良作!」37セカンズ 零式五十二型さんの映画レビュー(感想・評価)
映画でしか見せられない良作!
なぜこのタイトルなのか。
終盤で明らかになる。
身障者が主人公。
しかし何もできないわけではない。
マンガの才能に秀でていてるが、身障者が故にゴーストライターの役割を受け入れている。
自分も健常者だったらと常日頃思う中、
普通に出来ると言われる事を存分にやってみたい。
恋愛もSEXもだ。
この主人公の彼女。
オーディションで採用された本当の身障者だそうだ。
しかし作中の演技はこれでいい!と頷ける雰囲気を出し、オーディションの審査員たちの眼力に畏れ入る。
決してテンポがあるわけでもなく、明るい話題があるわけでもないが、キャスティングもここぞいう人たちで固められ、実に背骨のしっかりした作品に仕上がっており見入ってしまった。
渡辺真起子さんのセリフは実に良かった。
沁みます!
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