劇場公開日 2020年2月7日

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「人は人に支えられていきている」37セカンズ ^ ^さんの映画レビュー(感想・評価)

3.0人は人に支えられていきている

2021年4月26日
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監督が、この映画に出てくる車いすに乗っている男性を演じている方と出会った時に
“障がい者と性”についての話題になり、そのテーマに興味を持ったこたから物語がスタート。

主人公の桂山明さんは実際に障害をもたれていてオーディションから抜擢されたみたい。

だから、物語の構成も彼女に合わせて書き直しされたそう。

タイに行くシーンも、車椅子に乗っていると飛行機に乗れないことが多いそうで、
でも順序を辿って介助手さんがいれば海外に行けることを伝えたかったそう。

なのであの男の人が歌舞伎町で知り合っただけで家に泊めたり海外まで一緒に行くか!?っていう、普通の映画なら違和感だらけだけど

この物語から伝えたいメッセージを読み取ると、そういうところの違和感はスルーしよう。笑

それに現実に、桂山明さんには双子の姉がいて、タイで学校の先生をやっているらしい。

ノンフィクションなリアル感もありつつな雰囲気だったから入り込めなくて私は少し退屈に感じるときもあって、みんなのレビューでは号泣した声があったけど、泣けなかった、、。

主人公が自由になろうと勇気を出した行動をしたとき、やはり頼れるのは人しかいないから、結局人は、人に支えられて生きているんだな。

【自分らしく、自分次第、、】

ayk