「ただただ純粋に「いい映画」」37セカンズ Pegasusさんの映画レビュー(感想・評価)
ただただ純粋に「いい映画」
めちゃくちゃ良かった。
これは「面白い」の良かったといよりかは、「感動」の良かったですね。
題材からも分かるとうり決して面白くはない。
しかし障害を持ってしまった方のリアルに見事に真っ正面から挑み、見事に描き切っている。
実話でもなんら驚きはしない。(ラストの展開も佳山さんに関する実話らしいです)
漫画と映画のハイブリッド映像はとても新鮮で心が踊った。また曲のセンスも良くて知らぬ間に足でリズムをとってしまった。
ストーリーも「自分らしく前向きに生きろ!」という普遍的なメッセージ性があり障害を持ってしまった方達に対して、そして自分の将来の生き方を考え直す必要があるな、と思わされた。
7割くらいの映画、邦画だと9割ぐらいの映画が映画のタイトルを冒頭の方に画面いっぱいにだす。
しかしこの作品は本編の最後にでてきて、そのタイトルの周りに鳥が翔んでいるというデザインだ。
これを観て「あぁ。この作品は今終わったのではなく今始まったばかりなのだなぁ」と思った。
HIKARI監督は大化けしますよ!
そしてこれからは、障害者という言葉は使わない!
彼等だって同じ人間だから。
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