劇場公開日 2018年9月22日

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「戦場のリアリティと迫力に圧巻!」オペレーション:レッド・シー underground0003さんの映画レビュー(感想・評価)

4.0戦場のリアリティと迫力に圧巻!

2018年10月10日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

悲しい

怖い

興奮

ハリウッド顔負けのCGと戦闘シーンは、迫力満点で非常に興奮した!

実際の戦地では人が死ないまでも、負傷で手足が千切れて一生を台無しにすることもあるだろうから、一人で何百人を倒して主人公は無傷とか、どう考えても無理筋の米国映画なんかよりは、よほど真実味があって良かった!

また「R指定しなくていいの?」ってくらい人の肉片が飛び散るシーンが満載なのも、戦争の怖さを思い知らせるもので、日本人が「テロとの戦い」ってのをテーブルで議論してるレベルと比べて非常にリアルだった。テロ戦争に参加したがる日本の政治家や保守化した若者も、実際これだけ凄まじい事になるという、いい教訓になったと思える作品だった。見ればだけどね!

逆に日本では女子高生と戦車や戦艦が合体するアニメの映画化が続いており、もしあんな妄想の中に生きるアニオタが、保守のネット動画に影響され、戦争ってこんな簡単なものだって勘違いしたら恐ろしいなって感じる!

また日本との比較では、世界の映画レベルがどんどん上がっているのに、日本でそんな議論をしたら、すぐにネトウヨが出てきて粉砕するが、そんな反省のない日本の映画界にはほんと未来がないとつくづく思う!

日本映画を擁護する輩の話を聴いてたら、ほとんどは予算がないだとかハリウッドと比べても仕方がないだとか言って、駄作を慰めているようだけど、最大の問題は「脚本の不自然さ!」連続ドラマに侵されたテレビ番組の映画化だとたかが知れてるし、演技もワザとらしくてさぶイボが出るレベル!

まあしっかり宣伝すれば、駄作でもそれなりにヒットすると思い込んでるなら、今後はもっと日本映画が廃れていくだろうね!世界からは日本のアニメが注目を集めているけど、裏を返せば日本の実写映画にまったく魅力がない現れじゃないか?

その上結構売れてるアニメも、実写化したら悉くコケるのは、作ってる監督や脚本家に問題があるとは気づかないのかな?

工業技術は世界最先端なのに、CGは世界三流なのが非常に残念でならない!

話は逸れまくったけど、最後に中国軍のプロパガンダを入れてきたのが、非常に残念だった!海軍が協力した見返りかもしれないけど、これで一気に興ざめした人は居たんじゃないか?

underground0003