ターミネーター ニュー・フェイトのレビュー・感想・評価
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ターミネーター3のリメイク
ここで、ファンとキャメロンをドン引きさせた「ターミネーター3」を振り返ってみよう。
・前作であんなに頑張って審判の日を防いでも、結局機械に支配される未来
・新型ターミネーターは液体金属と金属骨格のハイブリッド
・機械をハッキングする機能あり
・それを倒す唯一の武器は、同じく未来から来た戦士の体内にある動力源
・その時の決め台詞「You are terminated!」
・最後まで観ても、機械に支配される未来を変えていない。
…あれ?
サプライズもあるし、現代風のアレンジや、現代社会の問題に対する風刺はあるし、
何より機械の反乱は少し先の様なので、まだ未来を変えられるって希望もあるけど、
3(やそれ以降)を彷彿とさせるシーンもあるし、実質(キャメロンが酷評した)3のリメイクでは?とも思える。
ただ、それはある意味、(3以降も含めた)シリーズのお約束は守っており、それなりに面白いので、評価は4にしました。
こうでないと!
1,せめて2をしっかり観ていないとツラいですね。
久々投稿。ターミネーター/ニュー・フェイト鑑賞して来ました。観てる途中での感想はやっぱりちょっとストーリーに無理がありますよ(笑)。
突っ込みたいところは一杯あって書いちゃうとネタバレしてしまうのでその辺は書きませんけど。1と2を観てる人はまぁ観れると思うんですけど、こんなもんだろうと(笑)。前2作観てない人にはツラいかも知れないですね。話の内容が複雑過ぎて解りににくいというより解らない(笑)。でも、『ブレード・ランナー2049』で主人公のジョーを誘惑するレプリカント役だった女優さんですよね?(笑)間違ってたらゴメンナサイね(笑)。格好いい台詞言ってたりね、精悍で男勝りだけどキュートな表情を見せてくれたり格好いいシーンはたくさんありました。
ブレード・ランナー2049の話が出からついでに。ショワちゃんの登場がやっぱり遅いんですよ初めから出てこない。ブレラン2049でハリソン・フォードが丁度映画の半分ぐらいで登場したじゃないですか。『オォ〜っ!!』て思いませんでしたか?(笑)。自分は思ったんですけど、オーラといい風格といい貫禄といい前半ライアン・ゴズリング頑張ってたのに全部持ってちゃったみたいなね(笑)。
ショワちゃんもハリソン・フォードまでとは言わないけど負けてませんでしたよ本当に登場の瞬間はやっぱり格好良かった。前作?(笑)のターミネーター2って凄いハリウッド映画の歴史の中でも重要な位置にある作品だと自分は思ってるんですけど。なぜそう思うかというと、自分学生時代ずっと映画館で映写のバイトしていて良い時代のハリウッド映画、当時日本で公開された全作品を観てるバイトしていた数年間、邦画も全作品。ポルノ映画以外すべて。
ターミネーター2は当時全米サマーシーンズの目玉で公開されてアメリカでは当然大ヒット全米興行収入も当時の記録全て塗り替えて断トツの1位。ちなみに日本では半年遅れで東宝の洋画系、東宝東和が配給会社に選ばれて日本公開、不利な状況で苦戦するのでは?と言われてましたが、その年の暮れの目玉お正月映画第一弾、苦戦でころか社会現象にまでなってもちろん日本でも大大大ヒットです。
2は自分もフォルム回してました毎回満員御礼一ヶ月以上続き洋画ではバック・トゥ・ザ・フューチャー2,3、以来。邦画ではジブリ映画上映時のような客入りだったのを憶えてます。ちょっと話が反れてすいません。全米公開と同時に日本でも1発目1度切りの試写会、当時運良く自分もお正月ではなく真夏に観れたんですけど。全世界で大ヒットで皆がその映像に驚かされた作品、アルバイトで映写技師をしていたお陰で数多くの視覚効果をに凝った作品を観てきて自分がターミネーター2を見終えて直ぐの感想が『ああ〜これで一時代終わったな』と思ったんですよ。
それはどういう意味かというと、CGがねやっぱり凄かったしかもジェームズ・キャメロン監督ですから独自の技術CGIでしたっけ?深海ホラーファンタジー『アビス』や、今年の初めの話題作『アニータ』でも見せてくれたあの映像ですね。当時観たことがないリアルなCG映像を目の当たりにして、今後こういう映像の作品が続く映像視覚効果一区切りCG時代新世紀幕開けと思った作品だったんですね。
案の定、こんなんばっかりで現在に至ってるんですけど(笑)。自分がいつも映画レビューで書いていることなんですけど、作り手はリアリティの見せどころを間違えてる。デジタル、CGのお陰でただも作り話で良い物を大嘘にしてしまって更に大袈裟に観せて逆にリアリティが観てる側は無くなって作品に入り込めない感情移入ができない。
この作品も言ってしまえばそういう作品なんですけど、しかし今回ジェームズ・キャメロン、監督ではありませんけど映画制作側で復帰して、愛の部分。分かりやすく言えば義理人情の部分はしっかり劇中で描かれていますからストーリーが複雑でも感情移入ができますし最後は最近のアクション映画お約束の必要以上の大嘘演出ハラハラドキドキも感情移入しっかりさせてもらっているお陰で大嘘の部分を余り気にせずに『やっちゃえ!やっちゃえ!』正義ショワちゃん御一行を応援できましたよ、ちゃんと(笑)。
最初にも書きましたけど重要な位置にいる強化人間?役の女優さん、クレジットは1から出演して今回は主役リンダ・ハミルトンが先頭で半分辺りから登場したのにショワちゃんが二番目にクレジットされてますけど、ブレラン2049に出演していた彼女が大活躍ですよマッケンジー・デェイヴィス。彼女が映画全体を最初から最後まで引っ張ってましたし、I'll be back これに匹敵するような台詞も言ってました。今回のターミネーター/ニューフェイト、この作品、彼女の映画だと言っても誰も文句言わないと思います。格好良かった台詞、是非鑑賞して見つけてあげてください(笑)。
ちなみに正当じゃないターミネーターシリーズでは(笑)、ショワちゃんはCG出演のみで(笑)クリスチャン・ベイルがジョン・コナー役に扮してたターミネーター4でしたっけ?、自分は一番好きです(笑)。
ターミネーター2から間髪入れずにジェームズ・キャメロン監督が3を作ってたらもっと違った展開になっていたかも知れないですね。見終えてそういう印象を強く持った写真でした。つまらなく無いですよ決して(笑)。IMAXが身体的に大丈夫な方はIMAXでの鑑賞をお勧めします。
逃走劇のフォーマットは焼き直しでもワクワクする
どこかでみたストーリー、
どこかでみた敵、
どこかでみたアクション、
なのだが鉄板の逃走劇のフォーマットは20年たった今でも通じる。
確かにシュワが深い理由も無く、人間性を持っていたり、
スカイネット以外のAIの支配がアッサリ未来に待ち受けていたり、
?が多くあるがそこはスルーして観れば旧2作のファンは十分に楽しめる。
本作こそ無かったことにすべき続編だ!
ここまでキャッチコピーに騙された映画はいつ以来だろうか。「2」の正統な続編と言うならば、やはりT-800とサラコナー、ジョンコナーのその後の物語を中心に描くべきではなかろうか。実際にはそうしたメンバーは完全に脇に追いやられ、新たな登場人物による「新章」であった。
個人的には正直こんな物が観たかったわけではない!これは作られる必要が全くない物語だ!
こんなんでは無かったことにされた「3」「4」「新起動」が全く報われない。
自分は熱狂的なターミネーターファンではないが、それでもこの騙し方は酷い。久々に金を返せと思わざるをえない低レベルの映画を観てしまった。
オープニングの回想シーンだけは良かったので★一つ。
T2の正統進化だけど
続編としては失敗じゃないかな
イチ映画としては楽しめたが、続編、特にキャメロンが絡んでいるのにこれじゃ失敗だと思いました。
最近接待オマージュ入れたらOKと思ってる作品が多く、本作もその様に感じました。またスカイネットをやめちゃう設定や、シュワちゃん起用ありき、似たような敵、ストーリー展開など、全てが新しい物を作ろうとする気が無い感がビンビンに伝わり、コレじゃない感もグングン強まりました。で、毎回思うんだけどなんで一体づつしか送らないかな〜?って。また、ダニーに魅力を感じないのも個人的にダメポイントの一つでした。それ以外にもAIが家族を作るとかツッコミ所はたくさんあったなあ。
ただ、最初はごく普通の女の子で守られていたダニーが逞しくなり、最後は逆にグレースを守ってあげるとまで成長するところはとても良かった。
このシリーズ、この作り方は一旦やめてスピンオフとか全く別の作り方をしないともうダメだと思う。T2が素晴らしいし、みんなT2が好きだから。
序盤は良かったものの、終盤に連れて盛り下がっていく・・・
個人的な話で恐縮ですが、T2は私が小学校低学年の時に初めて映画館で見た『洋画』なんです。
そんなこともあって、非常に思い入れが強いので、そのぶん割り引いてお読みいただきたいです。
まず、冒頭のジョンが射殺されるシーンですが…ちょっと待てと。『T2の正当な続編』を謳っていた筈なのに、いきなりT2を全否定するようなことするんかい!!
T2を初めて見た時の興奮と感動が走馬灯のように流れ…席を立ってやろうか…!
…と思ったものの、あまりにも冒頭だったので出来ず(貧乏性なので)
まあ、何となくこんな展開になるんじゃないか…と思ってたし…と自分を納得させ、
それにしても若かりし頃のリンダ・ハミルトンとエドワード・ファーロングを再現するなんて凄いな~
あれ、でもT4でもシュワちゃんで同じことやってたような…
いや、T4なんて無かった!…うっ、頭が…!
…そんなことを考えてる内に、高速道路でのチェイスシーンに入り…T2をブラッシュアップさせたような展開に「おっ?」と思わせ、サラ・コナーの登場で「こ、これはまさかの傑作かも…!」と印象がマイナスからプラスに大きく変化したのですが・・・良かったのは「ここまで」です。(早い…)
タイトルにも記しましたが、不思議なことに、ここをピークにどんどん盛り下がっていくのです!
勿論、この後も見せ場となるシーンは色々あるんですが…何故か今ひとつ盛り上がれません…。
①国境突破 ②入国管理局収容施設 ③ヘリでの脱出 ④シュワちゃんに会う ⑤ヘリの襲撃
⑥輸送機で脱出 ⑦給油機との衝突 ⑧墜落する機内での戦闘 ⑨ダムへの墜落
⑩ダム施設内での最終戦闘
たぶんこんな流れで進んだと思うんですけど、一つ一つ派手な『筈の』シーンなんですが、なんか地味なんです。(矛盾してますね)
原因としては、ドラマ部分が不十分でアクション部分の盛り上がりに繋がっていないのと、どっかで見たことあるような展開ばかりで、驚きが無いことにある気がします…
今日、改めてT2を見てみたんですが、やっぱり滅茶苦茶面白いんですよ。勿論30年近く前の映画なので技術的に稚拙な部分もあるんですが、それが全く気にならない!
これは私がT2が大好きなのもあるんでしょうが、作品自体が非常に優れていることに起因します。
シュワちゃんとジョンの交流をきっちり描いているからこそ、アクションが盛り上がり、ラストに溶鉱炉に消えていく姿にグッとくるんです。 また液体金属の表現も非常に斬新でしたし、それを生かした演出も面白さに大きく寄与していました。
今作ではそういった部分が『ほとんど』出来てないんです。
その結果、どこかで見たことのある展開を、どこかでみた演出で何度も見せられることになるんです…。 それが盛り下がりの原因だと思います。
ターミネーター復活
迫力と感動
時代は1991年から2019年に、舞台は米国から墨西哥へ、主人公は米国人男性からメキシコ人女性へ、人類の敵のはずだったスカイネットは存在していない。製作と配給に中国企業。ラストシーンで胸熱!
Movix堺で映画「ターミネーター ニュー・フェイト」
(Terminator: Dark Fate)を見た。
土曜日の朝一番の上映回で客入りは満席の4分の一くらい。
午後や日曜日にはもっと入るだろうと思う。
本作は1991年公開のTerminator 2: Judgmant Dayから28年ぶりのキャメロン監督による続編。
本作は「『ターミネーター2』に残してきたものを再開する物語」とされている。
製作には中国企業も携わっている。
『ターミネーター』シリーズの映画化権を持つスカイダンス・プロダクションズの株式を取得した中国の企業テンセント・ピクチャーズが共同製作に加わっている。
1989年には日本の家電大手のソニーが、豊富なコンテンツを入手することを目的にコロンビア・ピクチャーズ・インダストリーズを48億ドルで買収したことを世界中が驚き、当時のバブル景気を背景にした買収であることなどを理由に米国で少なくないバッシングを受けたことが思い出される。
ハリウッド映画でも今では中国企業の傘下であったり、影響下にある会社はいくらでもある。
ターミネーター2はトライスター・ピクチャーズと東宝東和の配給だったが、
ターミネーター ニュー・フェイトはパラマウント映画(米国)、20世紀フォックス(日本)、そしてテンセント・ピクチャーズ(中国)の配給である。
監督は「デッドプール」のティム・ミラー監督。
興行的には予想されていた客入りとはなっていないらしい。
そのため、興行収入的には赤字が予想されている。
主人公を守る長身の米国人女性グレイスは、
強化人間(Enhanced Human Being, エンハンスド・ヒューマン・ビーイング)とされている。
時代は1991年から2019年に、舞台は米国から墨西哥へ、主人公は米国人男性からメキシコ人女性へ、人類の敵のはずだったスカイネットは存在していない。製作と配給に中国企業。ラストシーンで胸熱!
ラストシーンの主人公のセリフ「2度と彼女を死なせるようなことはしない」
にちょっと胸が熱くなった。
軽く泣けるシーンであると思った。
上映時間は129分。長いが長さは感じなかった。
満足度は5点満点で5点☆☆☆☆☆です。
タイトル改め「サラ・コナー/フェイト一発!」
ただの35周年作品
これがジェームズ・キャメロンが作りたかった作品なのかな?・・と思いました。
PART2の正統な続編というキャッチフレーズがありますが、未来からターミネーターが送り込まれる度に歴史の流れは変わるので、PART3やジェニシスも、続編と位置付けしてOKと思いますよ。
それから、作品名をカタカナ表記にするのであれば、原題通りにするのが普通だと思うのですが・・。何でニュー?
これは日本側の配給会社の問題ですね。
今回の作品に関しては、「生誕35周年で制作してみた」みたいな作品と思えばいいのかな?と思いました。
まあ、色々と愚痴を言いましたが、リンダ・ハミルトンの初登場シーンはカッコ良かったです。
撮影中もトレーニングをしていたそうですね。
彼女なら、世界を救えそうな気がします。^_^
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