劇場公開日 2019年11月8日

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「続けることに意味がある・・・、みたいなw」ターミネーター ニュー・フェイト よんしんさんの映画レビュー(感想・評価)

3.0続けることに意味がある・・・、みたいなw

2020年5月11日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

ターミネーターは全作品観てますが、残念ながら私は一度も面白いと思ったことがありません。
世代としてはドンピシャ世代なので、シュワちゃんは大好きです。

まあ、ターミネーターって追いかけっこ映画だからストーリーなんてあってないようなもんなのでいいんですけどね。

どうせ今回も変わらないだろうと思って観に行きましたが、悪い意味で期待を裏切ってくれませんw

この映画を面白いと感じる人もいると思いますよ。たぶん。

しかし最近思うのが、過去の大作の続編を担当する監督さんたちはその作品の影響具合をナメてるんじゃないかということです。
ターミネーターやブレードランナー、エイリアンや遊星からの物体Xなどなど、我々に衝撃を与えたSF達が、後のSF作品にどんだけ影響を与えたかわかってないんじゃないの?と不思議になります。
少なくとも我々はターミネーターなどの過去の大作が生んだ後続のSFを浴びるほど観てきてるわけですよ。
そしてターミネーターなどの作品で感じた衝撃を、新しく感じさせくれる作品も出続けてるわけですよ。

当然、観客としてはターミネーターの新作にそれを求めるわけですよ。
しかし作り手は昔と同じこと繰り替えしゃあ受けるんじゃないかと思ってるんじゃないかという・・・。

個人的にはターミネーター4で、その後どうなったのかという、せっかく新しい展開を広げようとしたのに、それをなかったことにして結局またまだ見ぬ未来のことでのわちゃわちゃ追いかけっこに逆戻り。

ターミネーターを初めて見る人にはいいかもしれないけど、最近は追いかけっこ映画も、「音を出したら即死」だったり「見たら即死」だったりと、あの手この手で怖がらせてくれるわけですよ。
それを爆発の量を増やしただけの追いかけっこを見せられてもねえ・・・。

また新作作ったらそりゃまあ観に行きますけど、もうここまでくると観る前どころか作る前からどうせ・・・と思っちゃいますね。

よんしん