「悪くはなかったのですが…」ターミネーター ニュー・フェイト 刺繍屋さんの映画レビュー(感想・評価)
悪くはなかったのですが…
バイク、出てきませんでしたね(。•́︿•̀。)
1作目もですが、T2は特にバイクが効果的に使われていましたし、T3でも序盤ジョン・コナーがトライアンフに乗っていましたし、T4ではバイク型のターミネーターがめちゃくちゃ格好良かったり(ジェネシスは…忘れてしまいましたf^_^;)バイク好きとしてはその辺も期待していただけに残念。
そのせいではありませんが、全体的に期待し過ぎてしまったかもしれない感じです(*'へ'*) ンー
面白くなかったわけではないのですが、残念ながら満足するまでには至らなかったです。
T2の正当な続編との謳い文句に、製作ジェームズ・キャメロン、監督にはデップーのティム・ミラー、そしてリンダ・ハミルトンの復帰…。
いやが上にも期待しちゃいますよね。
しかし、設定は多少弄ってありましたが、ストーリーに目新しさは無かったですし、展開も読めましたし、これならT3とあまり大差無いような気が…。
新型ターミネーターREV-9も性能こそT1000を上回っていましたが、怖さにおいてはT1000を超えるものではありませんでしたね。
アクションや映像に関しても確かに素晴らしかったものの、終盤は暗いシーンが多く見辛かったのが残念でした。
悪い点ばかり書き連ねてみましたが、だからと言って決して面白くなかったわけではないですし、シュワルツェネッガーとリンダ・ハミルトンの共演が再び実現するなどとは思っていませんでしたし、暗くて見辛い一部のシーンを除いてはアクションシーンも迫力があり、テンポも良く、あっという間の130分でした。
特にマッケンジー・ディヴィス演じるグレースのアクションシーンは素晴らしかったですね。
ただ、もうこの配役で、特にシュワルツェネッガーさんに頼るようなターミネーターシリーズを作るのは止めた方が良いかと…。
もし次作があるとするなら、配役も設定も一新してターミネーターという殺人機械だけを活かした作品にして欲しいものです。