劇場公開日 2019年11月8日

  • 予告編を見る

「実はこのシリーズ、最初から女性応援映画だったんだよな〜」ターミネーター ニュー・フェイト 星のナターシャさんの映画レビュー(感想・評価)

3.5実はこのシリーズ、最初から女性応援映画だったんだよな〜

2019年11月26日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

悲しい

楽しい

興奮

特別に思い入れは無かったけどテレビで何度も見てるうちに
「I'll be back」が映画脳に貼り付いていたわ(笑)

で、今までの3、4、5はなんとなく観る気がしなかったけど
今作は、予告編から本気度が伝わって来て
観る気満々で待ってました!!

観に行ってみたら、
シュワちゃんは老けたロボットだけど
リンダ・ハミルトンがカッケーばあさんやってるし
新しいキャストの二人の女性も良い感じに頑張ってて
このシリーズに出られたことを目一杯楽しんでいる感じ。

正直、美味しいとこはシュワちゃんが持っていくのですが
それでもそれぞれのキャストに見せ場があって
特に飛行機の中の風圧浮き上がりバトルが
あんまりアクション映画を観てない私としては
結構新鮮に感じました!!

で、月に8回程映画館に通う中途半端な映画好きとしては

このシリーズって、未来から来たロボットが
秘密のうちに一人の女性を殺そうとする話で
サラ・コナーは人知れず全人類の命を救ったのに、
マーベルヒーローのように誰からも感謝されず
むしろ、犯罪者扱いされる〜
相手に勝ってもなんか理不尽で虚しい終わり方をして来た。

今回もお馴染みの主題曲が今までになく哀愁を帯びた
メキシコ調のギターアレンジでエンドロールに流れる。
何とも言えない戦いの虚しさを醸し出してとても切なくなる。

ある意味、一作目から、世間から理解されなくとも
戦い続ける女性たちへの応援映画だったのかも〜

今回、面白かったのは、さあ、決戦だ!というシーンで
シュワちゃんはチュッパチャップス型の大型武器を手にする。
で、未来から来た女性戦士はおもむろに鎖を拳に巻きつける!

それって「バーフバリ」の最終決戦シーンだ!!(笑)
こんなところにも「バーフバリ」の余波が〜〜(笑)

@お勧めの鑑賞方法は?
こういう大掛かりな映画は映画館でぜひ〜

星のナターシャ