「全国各マスターの総意」劇場版 Fate/Grand Order 神聖円卓領域キャメロット 前編 Wandering; Agateram 太陽王さんの映画レビュー(感想・評価)
全国各マスターの総意
■GOOD
・6章のサポートベディしかいなかったなって思い出す
・ベディにスイッチオンアガートラム
めちゃくちゃ打たせたなって懐かしくなる
・この戦力で円卓に勝てる…?を再現
・バトルシステム抜いた時に
いや砂漠に敵いないだろを再現
■BAD
・絵にムラがありすぎる
前半のCGキャラと2Dキャラの乖離
オアシスのマシュだけ綺麗すぎ
・バトルシーンの盛り上げ下手
音もやりとりも戦闘も盛り上がらない
■総評: この映画を見る層を理解してない?
①新規ユーザー層(バビロニア経由)
→グラフィックレベル、構成ともに
バビロニア以下を作っては意味ない
おそらくこの層ではない
②ライトユーザー層
→あ、6章懐かしいなと思わせる要素少なすぎ
移動中のキャスターとのやりとりや
静謐が初めて人に触れられた感覚とか
映像にして意味のあるところを掘り下げるべきなのに
移動時間にコマを割きすぎ。
おそらくこの層ではない。
③ヘビーユーザー層
→陽のいと聖なる主よ以下口ずさむほど
アーラシュを犠牲にしてきたマスター向けなら
アーラシュの宝具もっとカッコよくすべき
あのエヴァみたいなシーンで
五体砕け散るだろう…ってならないよ。
おそらくこの層ではない。
④自分をマスターだと信じてやまない層
→6章の味方の戦闘力の低さを感じさせ
6章における一番長い時間は移動時間で
三蔵ちゃんは最初全然話してくれなくて
仲間たちはポンポン宝具撃つし
静謐とキスしたことは覚えてないので盛り上がらない
マスターとしてやったことは
飯を食う、戦闘を見守る、令呪を使う、だけ。
という感覚をリアルに近いものとして
あぁ、この特異点は本当にキツいなという
経験を90分させてくれることに価値を置く。
おそらくこの層を狙っている。
結論: 自分をマスターだと信じている私は
6章の辛さを思い出す体験ができましたが
やっぱり6章の前半はつまんなかったです。