「出来の悪い総集編」劇場版 Fate/Grand Order 神聖円卓領域キャメロット 前編 Wandering; Agateram あらやんさんの映画レビュー(感想・評価)
出来の悪い総集編
最寄りの映画館が今週で公開終了ということで駆け込みで観賞しました
当方fate歴10年以上で6章もプレイ済ですが、いやぁ~駄目ですね(笑)!劇場版UBWより数倍酷い!Fateの映像化では断トツワースト1位です
何が駄目かって作画が本当にひどい。キャラクターの顔は油断すると溶けるし、戦闘シーンは枚数を削減しているのかカックカク。バビロニアアニメと同様にわちゃわちゃしてるだけで迫力が無いです。キャラの身長も安定せず何故か伸縮自在。
一部の過激派ファンの方々はUfotableと比べるな!とご乱心ですが、安心してください。DEENよりも酷いです(笑)。
内容に関してはまぁ総集編ですね。しかもまとめ方が雑で、何を主軸にしているのかわかりません。観賞後にネットで調べたところどうやらベディ視点のお話ということですか、その割には円卓サイドの説明少なすぎでは‥?ギフトについても言及なかったし。ベディの心理描写も少なく、「なんか事情を隠してて王様大好きなやべー奴」という印象しかない。またキャラクター1人1人の描写もペラペラで、とりあえずたくさんサーヴァント出しときゃええやろ!っていう感じ。1つの映画として見たらとってもぐちゃぐちゃです。
あと、主人公くんは相変わらず役立たずですね。しかも飢えてる子供より先に飯を食おうとする畜生ですし。静謐ちゃんの即デレ2コマといい、何でこいつが主役なのかマジ謎ですねぇ。
まぁ休日の午後でもガラガラだったので、ファンは騙せないということですかね。せっかくのきのこ原作がもったいない。入場特典に力入れる前にやるべきことがあったはず。
後編もやるとのことですが、今のところ見に行くつもりはありません。評判がよければ考えますが。