「中身すっからかん」劇場版 Fate/Grand Order 神聖円卓領域キャメロット 前編 Wandering; Agateram 123さんの映画レビュー(感想・評価)
中身すっからかん
六章はだいぶ前にクリアして復習なしで行ったので記憶は虫食いだらけでしたが、それでも「いやこれはなかっただろ」や「このキャラこんなんだっけ?」ってものばかり。特にファラオの時。ファラオ出る意味ありました?ニトクリスも出る必要ありました?いいや、無いですね。だいたい何故ファラオが優柔不断かつ答えを出していない藤丸立香に協力するか解らない。曖昧な人ほど蔑視しそうな人なのに、寛大さに感謝しろと言いつつ協力。ないですね。有り得ません。いやおかしくね?「これからどうすればいいか決まってないし解らないけど、あなたに従う気も聖都に従う気もありません」って言って「解りました協力します」とはならんやろ。最後の戦闘だってそうです。なんの迫力もなければ感動もない。アーラシュの宝具と獅子王の宝具演出は綺麗でしたがそれだけ。キャラの掘り下げがなされていないせいで「出て来て消えたキャラ」という印象しかない。この映画はfgoファンしか来ないだろうと踏んでもこのクオリティはない。仮にもキャラを扱う映画でしょ?端折りすぎてなんの感情移入もできない作品作ってどうするの?作画にはノーコメントですが、話のクオリティも低い上にキャラの掘り下げもなく、今作の主人公はベディのはずなのに決意や意思表示の欠片もない。葛藤も薄い。見る価値なし。ただアーラシュはかっこよかった。
ですがニトクリスも三蔵法師も協力を煽る意味が解らないんです。ファラオとて、ふたりに「勧められたから」では貸さないと思います。ファラオ自身が藤丸に「こいつになら貸しても良い」そう思える何かを見たからこそ貸したと思います。でもそこを削除したら見てる側からすれば「何故?」となるのはやむないことかと。ゲームでは戦闘があってファラオが負けたから貸す、の流れでしたが、映画では何かしらの代用がなければいけないと思いました。
投稿主へ。
そこは盲点でした、すみません。
ただひとつ。
ニトクリスと三蔵の申し出あって、三蔵のみ護衛に付かせたのは妥当な方では?
「力を貸してやる」と言っても全面的ではなく三蔵の護衛と、うろ覚えなので間違ってるかもしれませんが民の護衛だけなので、やはり情けの面があると思います。
実際二人の説得が無ければ、オジマンディアスは護衛付けるほどの協力をする気がありませんでしたし。
協力してないぞ?
オジマンディアスはあくまで藤丸達に特異点修復をせずに「従え」と言った。
そして藤丸達は1日おいてはっきりした答えは出せなかったけどオジマンディアスの言葉に反対した。
その結果藤丸達は追放された。
三蔵が護衛に付かされたのは単なる情け。
一体どこに協力してる?