「この期に及んでの衰えない面白さ」ガールズ&パンツァー 最終章 第2話 Geso_de_Nyoroさんの映画レビュー(感想・評価)
この期に及んでの衰えない面白さ
初回放送から早8年、最終章1話から1年半も不自然に間が空いて、ココで妙な作品を上映する訳には行きません。そう云う意味での制作側のプレッシャーも観る側のファンの期待値も最高潮に達した上でのドキワクな上映となりました。
その結果たるや最早何も言えない抜群の面白さで、このシリーズは個人的には生涯ベスト作品筆頭であるが故の、手放しでの大絶賛を送る作品となりました。観たかったアレコレがシッカリと観られ、その上更にこだわり抜いた細かい動きや相変わらずのデカイ音、何から何までお腹いっぱいでこの先また1年程度は生きられると言った具合です。全てが期待を上回る内容で、詰めかけたガルパンおじさん各位も皆大満足だったのではないでしょうか。
とは言え些細な事ながら若干気になったのは、現実ではモッサリな戦車の動きですが、ソレにスピード感を与えるがための瞬発演出に少々目が追いつかなくなってきました(多分加齢のせいでしょう)。そしてこの上に更に贅沢を述べれば、各主要チームの試合内容もダイジェスト程度には経過を観てみたかった。特に個人的には巨乳揃いの青師団高校の活躍ぶりを観たかったのですが‥‥
そして今回は少しばかり、アニメと地方の町が関わる上での理想的・モデル的なシーンがあり、今回も地方と地場の素敵な関係性を観られる一幕もありました。その辺もシッカリと構図の中におさめられているところも、この作品の魅力ある特徴です。
ともあれ、この後1話と合同で4DX/MX4D上映が待っています。まだまだ大洗とガルパンの勢いは当分続きそうで、観る側のファンとしても嬉しい限りです。
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