劇場公開日 2020年3月20日

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「ポスターのビジュアルが好みで、3月の観たいリストの上位作品だったの...」ナイチンゲール ワイルドとみまるさんの映画レビュー(感想・評価)

3.0ポスターのビジュアルが好みで、3月の観たいリストの上位作品だったの...

2020年3月23日
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鑑賞方法:映画館

ポスターのビジュアルが好みで、3月の観たいリストの上位作品だったので初日に鑑賞。

舞台はオーストラリアのタスマニア地方、時代は19世紀。とある事から駐屯しているイギリス軍将校に復讐を誓う女性のお話し。

ダコタ・ファニングの「ブリムストーン」をちょっと想像してたけど、共通項は憎しみの感情と暗いトーンの色彩くらいでした。
主人公クレアがアイルランド人であることに加え抗えない立場。そしてイギリスが支配している地域性と支配から生まれる先住民への差別。これらが生む憎しみの感情は根深い。
前半で見せるクレアの表情の変化は凄まじい感情を感じこの先どうなるのかが興味深く、個人の感情と先住民の感情を交錯させた展開も良かったんですが、、そこからがとにかく長くて、寝不足も響いたのかちょいちょい落ちました😪💤
所々の記憶を辿ると、差別に対して救いがあるシーンもありましたし、スッキリとするシーンもあったんですが、二つの感情が平行してゆく展開は、個人的に焦点がブレたと感じてしまい最後まで乗り切れずでした。

上映スケジュールの関係で都内で鑑賞しましたが、地元の映画館でも上映しているし時間があればもう一度観てみたいと思います。

とみまる