「#49 長いけど全然苦にならない」ある画家の数奇な運命 chicaricaさんの映画レビュー(感想・評価)
#49 長いけど全然苦にならない
戦争中のエピソードとか、作品の発想が湧かずに悩む部分とか、時間を省こうと思えば省ける部分が多々あるのにじっくり描いてて、観てても飽きない。
邦画だったらここは要らないと思うような場面も全然飽きずに観てられる。
いつもはボカシがかかる部分も絵画のようだからか、一切ボカシがないのも◎。
というか未だにボカシがある日本の文化は何なんだ?
セバスチャン・コッホ氏が出ているせいか、どこか『善き人のためのソナタ』を彷彿させる。
と思ったら同じ監督なのね。
コッホ氏が出てる映画はどれも好き。
壁が出来る前はあんなに簡単に西側に亡命出来たって始めて知った。
もうキネカ大森でしか上映されてないけど、未見の方は是非。
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