「浸る」ROMA ローマ shinkatoさんの映画レビュー(感想・評価)
浸る
ほんとに「凄い」撮影というのは、その凄さが決して先行せず、ただひたすら映像に没入出来るものなのだな。。そんなことを思いました。観るもの全てが子供達の無事のみを強く祈ったであろうクライマックス。後々考えると、どうやって撮影したんだろう??完全に溺れて(いるように見えて)いて苦しそうな子供達だったよね。。自然でありながら全てが整っている。うんこから水から何から全てに意味があるように思えてひたすら考え続けて疲れた。
どこかで味わった感覚。。これは想田和弘監督の一連の観察映画の世界だ。
決して特別でない、その時代を生きた家族の物語かも知れないが、素晴らしく豊かな映像はいとも簡単に自分の心の奥に入って来るような感覚を覚えた。
あいつ「や、今、リハーサル中だから」なんてアホな切り返しだろう!!
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