劇場公開日 2019年3月9日

「【1970年代の、メキシコの市井の人々の生活を、豊かな視点で映像化したモノクローム作品。”N"の作品を劇場で公開してくれるイオンシネマには、感謝しかない・・。】」ROMA ローマ NOBUさんの映画レビュー(感想・評価)

4.5【1970年代の、メキシコの市井の人々の生活を、豊かな視点で映像化したモノクローム作品。”N"の作品を劇場で公開してくれるイオンシネマには、感謝しかない・・。】

2019年3月12日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

知的

難しい

幸せ

ー アルフォンソ・キュアロン監督で、特にモノクロ映画でアカデミー撮影賞を受賞している事実を確認したく、鑑賞。ー

■1970年代メキシコを舞台に、男に捨てられた家政婦と旦那に捨てられた主婦と子供達の関係を様々なエピソードを盛り込みながら描いている。
 光の陰翳が美しく130分があっという間に過ぎた。
 私は面白かったが、多くの方が書かれているようにエンタメ要素は少ないし(ゼロ・グラビティのパロディもちょっとだけだし。)、寝不足だとあっという間に寝落ちするのも分かる気がする。

 <だが、矢張りクライマックスの家族で寄り添う海岸での美しきシーンは忘れられない。(R15指定になった変な場面もかな・・。)>

NOBU