女王陛下のお気に入りのレビュー・感想・評価
全222件中、161~180件目を表示
舐めてもいいが甘く見ると後悔する
強烈なインパクト。
まぁ凄い作品だ。
宮廷の装飾や衣装の豪華さ、超広角レンズを多用した映像演出、脚本、全てが高次元だが、何より実力派の三女優の圧倒的な演技力が見もの。
お見事という言葉以外浮かんでこない。
笑いの要素も多く、左側2つ空けて隣のご婦人はその都度大爆笑していたが、下品過ぎて私は笑えなかった。
好き嫌いもあるし、万人向けではないが、観ると凄さがわかると思う。
これも少し時間を空けて、もう一度鑑賞したいと思う作品だ。
女性同士の駆け引き男はかなわない…❗
星🌟🌟🌟🌟🌟 凄く面白かった❗エマ・ストーン、レイチェル・ワイズのアン女王を巡る駆け引き、罠、女性のブラックな面を見たような気がします❗アン女王の二人を天秤にかけるあざとさ…三人とも凄く上手い演技されてますが意外とアン女王役のオリビア・コールマンが一番の上手いかも… この監督の作品は聖なる鹿殺しを観ているのですがそれより分かりやすくアカデミー賞ノミネートも分かる気がします❗下手な役者が演じたら凄くゲスな作品になってたと思うので女優賞は是非取って欲しいです❗女性にオススメの作品だと思います🎵
女優3人の演技が最高です。 特にエマストーンが好きですね。 英国王...
女優3人の演技が最高です。
特にエマストーンが好きですね。
英国王室を舞台にしながら、ちょいちょい下品な場面が有ります。
前作「聖なる鹿殺し」も良かったですし、この監督の撮る映画の雰囲気好きです。
後味が悪い。
衣装、美術、三人の女優の演技、ブラックパールや、素肌や、傷を隠すレース、乗馬の女王のスタイル、好きなシーンはたくさん。
なんだけど、笑うに笑えないとこ、こんなシーン観たくないってのが後半多くて、で、救いを求めてると、あっ…終わり~となる。
後味が悪いわ~と思ってると、Favoriteと白に黒でくっきり出て来て、救われる。(笑)
宮廷内の俗物的な醜さと人間臭さがいい
孤独な女王アンと職務に誠実なサラと野心満々のアビゲイル、素晴らしすぎる演技力に圧倒された。それと合わせて、衣装に惹きつけられた。エログロな描写にもリアリティがあり、また宮廷内の権力闘争は、人間の俗物的な内面をえぐるように描かれていて、そこのダイナミックさに惹きつけられた。
エマストーンの、成り上がり!
エマストーンの、成り上がり!
30年前くらいならこういうタイトルになってそう(笑)
国家大計が語られながら、それが決定されて行く様はまさに人間模様。
笑いながらも身につまされてモヤモヤ、、、
エゲツない駆け引きに目が釘付け。
心に残る作品であることは間違いない!
エマ・ストーンまさかの@@!
auマンデー
半世界と迷いましたが、アカデミー賞最多ノミネートって事でコチラをチョイス
日本ならバカ殿を影で操る重鎮と奥女中から側室まで成り上がっるまで愛憎劇のイングランド版
宮中の異様な雰囲気や衣装に、変な人々・・・
それらを誇張するようなBGMが耳に残っる女の嫉妬と執念の物語。
エマ・ストーンのギリギリショットが多いて思ってたら、終盤まさかのサービスショット(#^.^#)
それプラス、エンドロールのデザイン構成で、 元は取れたかなって作品でした。
エマ・ストーン、今年は助演獲っちゃうのか!?と思いつつも、オリビア・コールマンか、レイチェル・ワイズのどちらかはオスカーを手にしそうな予感!?
☆3.8
一筋縄ではいかない豪華絢爛宮廷絵巻
昨年の私を不穏にさせた映画ランキングベスト3に入る「聖なる鹿殺し」を撮ったヨルゴス・ランティモスの宮廷絵巻は、若干マイルド(分かりやすく)なったとはいえやはり一筋縄ではいかないブラックユーモア。
我儘、無知、それでいてどうしようもなく傷付いている女王を争う2人の女。オリヴィア・コールマン演じるアン女王の表情の変化と台詞の陰影に圧倒される。すごく駄目なのにどうしようもなく惹かれる感じを持っている。
エマ・ストーンの絵に描いたような野心家っぷりに男前過ぎるレイチェル・ワイズ、2人の争いは思いの外醜いとか滑稽とかいうより、哀れというか...。
そして最終的には勝った、とみえた者が実はどんどん追い詰められていた、という暗示。争いというのは哀しいものだなあと思ったり。
3名ともオスカーノミネートを果たしたオリヴィア・コールマン、レイチェル・ワイズ、エマ・ストーンの演技合戦は本当に観応えたっぷり。男たちの存在感のなさよ...!それが一番滑稽だったかもしれない。
うーむ…
かつて期待をたくさん抱きながら観た映画、「ピアノレッスン」を思い出した。ストーリーでは無く、観ている時の自分の気持ち…。
その時は、観ているだけで生理的に嫌悪感を感じていた。自分でも生理的に、、、と言うのは初めてだった。今回は2度目の体験と相成った。
ただ、中盤からの反撃?が救いでもあったので、エマストーンのチカラは大きいのかとも思う。
史実の認識が高まるとしたら、観ても良かったかな〜
映画としては、観なくても??
いつのまにかラストシーン
前知識ゼロで観に行った為、「これは一体どういう話……?」「あれ、失敗したかな……?」と戸惑う冒頭。
やがてイギリス王室の話だと分かり始め、エマ演じるアビゲイルが成り上がっていく様子を見ながら、いつのまにかグイグイ引き込まれている不思議。
この感情の繊細さ!
滑稽さ!
なんか汚い!
でも美しい!
イケメン貴族がボコボコにされるところは笑ってしまった(笑)
舞台劇でも観たい!!
あとは個人的に、吹き替えで観たら印象が変わりそうな作品だと思いました。ちょっとしたニュアンスなど、原語が分からないために自分が理解できていないのかも!と思う部分が多々ありちょっと悔しかったので(笑)
中学生くらいのお子さんと家族づれできている方がいたのですが、お子さん大丈夫かな…とちょっとハラハラしました(最後までしっかり観ていましたけど)
舐めたもん勝ち!
終わってみると、やたらと殴り、張り手、突き落としがあったな~と感じた。でも暴力や脅迫やイジメにも耐えて、舐め技で寵愛を勝ち取ったエマ・ストーンに軍配が上がった。
そんな印象が残りましたが、それよりもアン女王の痛風の辛さが最も記憶に残りそうです。また、産んだ17人の子どもを全て死なせてしまい、17羽のウサギに子どもの名前をつけたとか、もうその話を聞いただけで泣きそうになりました。
アカデミー賞では女優賞をはじめとしてかなり獲得するのでしょうけど、作品賞はどうなのかなぁ~といった印象。史実に忠実っぽいので勉強になりました。
幸せとは?愛とは? 本質を見出せない人々の欲望は果てしなく終わりが...
幸せとは?愛とは?
本質を見出せない人々の欲望は果てしなく終わりがない。贅沢も地位も名誉も快楽も…。
そして、毎回おなじみの性の描き方には、女性上位を感じる。しつこく女性の強かさを描く、この監督の癖だろうか?
良い映画
原題は"The Favourite"。「お気に入り」「気に入られる事」の意。
転落貴族の娘が女王様に気に入られるため、女王様の"お気に入り"を巧妙に落としめて、新たな"お気に入り"になろう…という話だが、女王様自身もかつての"お気に入り"を失った事に気付いて…云々。
ストーリー自体は難しくはないのだが…(笑)
正直、身分の上下関係を何となく理解して…ぐらいの知識では、この映画を全然楽しめなかった…後半は、ホント寝落ちしかけた(笑)
当時の英国貴族の文化的な背景を知らないと、ハードルのやや高い映画ではないかと思う。ストーリーは単純そうだけど、裏には色んな意味や理由があるんだろうなと思うと、この映画を十分に楽しめたとは言えなかった。ましてや、英語での微妙なニュアンスの表現とか考えると…余計に(笑)
笑えそうで笑えない、ブラックなシャレやジョークもちらほら…(笑)
とりあえず、パンフレットは買っといた…(笑)
*多くのレビュアーが指摘するように、女優3名の演技は見応えがありましたよ…確かに…(笑)
*でも、昼メロ的な分かりやすさなんて、この映画にはありません…例えるなら、それらしき場面もありますよ…ぐらいでしょう。
エゴのカオス
混沌とした人間関係と世界観が、強い毒性をはらんでいてしびれます。ガバナンスなんてものがない状況は、そのすべてがまさに「ドラマ」であり実に滑稽で物悲しくもあります。
そして、小説のようにチャプターで分けられた構成は、それ毎に起こる出来事(事件)に「次はどうなるの!」と早くページをめくりたい衝動にかられ、非常にミステリアスでサスペンスフルです。
それにしてもエマ・ストーンの悪魔性は凄いな。オリビア・コールマン、レイチェル・ワイズ共々、ナイスアクトであり、且つ、ナイスキャスティングと言えます。そして、この3人の個性のぶつかり合いの背景に、ニコラス・ホルト演じるハーリーが効いているのも忘れてはいけません。
タイトルなし
監督の前作の「聖なる鹿殺し」とカメラワークを比べてみたり、超然的な悪がいない事によって増した、ゲロみたいな臭いの人間味にあらあら( ᷇࿀ ᷆ )な感じで笑いながら観ました。
音楽とか演技でも、結構積極的に笑いを取りに行ってましたしね。
話の内容も色使いも照明もカメラの位置も、監督の前作までの変態性を保ったまま、いい感じで一般受けする映画になってる。
シリアスな笑いだけじゃなくて、今回はラース・フォントリアーの「ニンフォマニアック」ん時みたいに、普通に笑っていいっぽいシーンいっぱいだったりするし。
この映画を覗き見させられてる観客っていうのも何か下卑てていいなぁと思いました。
セフレvs本妻だとか、男のいない昼ドラだもか、性別論だとか、政治風刺だとか、人間って…(笑)ってできるコメディだとか、色んな風に一般化できるのもよい。
LGBTの文脈とかで語られるかもしれないけど、そんなことよりむしろ、「性別とかねぇから!人間みんな等しく卑しいしきちゃないから!」って高らかに宣言してる映画だと思います。
コメディですが
コメディなのですが、三人の女優の演技合戦と音楽でついつい引き込まれて真面目に観てしまいました。気持ちの悪い男どもや、あり得ないダンスなどクスッとくるシーンが所々あるのですが、演技に見とれてしまいます。
何人かが言っていますがラストはイマイチな感じがしました。その後のイギリスの歴史を調べてしまいました。
全222件中、161~180件目を表示