「脚本もたぶん舞台のそのまんま」セブンガールズ Kaori Nodaさんの映画レビュー(感想・評価)
脚本もたぶん舞台のそのまんま
なのかなと思いました。(観てないけど)映画用にストーリーのリライトもたぶんなさそう。なので舞台版を観たかったかなー。制作費もなかっただろうなという感じ。ラストのアフレコのところとか超懐かしかった。役者さんが美術やら小道具やらも全部なさったそうですが、小劇場じゃ当たり前ですね。
お芝居の演劇っぽさは最近のドラマとかもありになってきたのでそれほど違和感はないのですが、そんなに大きな声でやんなくてもいいやろ、とか、ここはセリフないの方がよいかも、ってツッコミたくもなるとこあり。ま、そこはまぁご愛嬌かな。結局最後までセリフない役者さんが一番上手やった。
しかし自分たちの作品を自分たちの手で変えるって、ほんとに難しいねー。どれもこれも愛情ありすぎて削れないし。舞台と映像は違うと頭でおもっていても、自分たちの脳を超えないというか。プロデューサーさんが元の脚本演出の人を監督から外すとか、役者を全部変えるとかとにかく外発が何らかあればもっと良い作品になったかもしれないし、結果的に自分たちの作品を新境地に持っていけたかもしれないなと。
歌は良かったし(耳に残るメロディ)ダンスもまぁそこだよねと思うところでくるし。ストーリーもよくあるパターンだけど、熱量は感じました。なので、映像作品としてガラリとリメイクするか、もしくは舞台をそのまま撮って編集する方が楽しめたかもしれません。
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