「身も心も冷え込む映画」ザ・ハント ナチスに狙われた男 あっきーさんの映画レビュー(感想・評価)
身も心も冷え込む映画
長い全編を通じてひたすら雪の中を逃げ続けるので体感温度の低下が半端ない。捕まったメンバーの厳しい末路や逃避行中の試練が心の温度まで下げていく。ポーランドやチェコのレジスタンス映画と同じく、大義に従って参加した作戦だが失敗した後の後悔に近い絶望感が伝染してきて観るのが辛い。「テレマークの要塞」が成功例でこれが失敗例なのかね。支援したメンバーがなぜ捕まっても生き延びられたのか不思議。
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