「アイデアとやり切った努力には感服」キラー・メイズ SHさんの映画レビュー(感想・評価)
アイデアとやり切った努力には感服
紙をテーマにしたアイデアと、そのこだわりをとことん貫いていた絵づくりには、ただただお疲れさま!と言うのみ。段ボールのセットやからくりなどは、見ているだけで非常に楽しい。
これでもっと内容が面白ければ最高だったけれど、何度か眠気に襲われるほどに話はいまいちだった。
そもそものキャラ設定が個人的にはどうもしっくりこなかった印象。もっと段ボールアートを主体にしたストーリーにしてほしかったという勝手な欲求などを催す始末。せっかく力作段ボールアートが、余計な設定で印象が薄くなっているような気がして非常に残念。コミカルにしようという意図は分かるけれど、全く笑えなかったので、余計に段ボールと共に心中してほしかったなーという気持ちになってしまった。
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