「ワイン…だけではない」おかえり、ブルゴーニュへ FMovさんの映画レビュー(感想・評価)
ワイン…だけではない
ブルゴーニュと聞き、美しい風景と折々の四季、そして熟成されるワイン…しか思いつかなかった。
が、観賞後は、もちろんそれらの余韻は残しつつも
親と子、夫と妻、きょうだい、それぞれの悲しいすれ違いはあれど、それでも切れない家族絆、愛情を強く感じられる映画であった、と感じた。
自分自身の家族と重ね合わせて観たひとは多かったに違いない。私も、離れて暮らす親やきょうだいを思い出した。
最近は一人っ子が多く、きょうだいがいないことが多い。それには色々な原因があって、すぐには解決できない問題だけれど、正直、残念に思う。
若いときは、喧嘩したり妬んだり遠ざけたり、色々あっても、大人になってからだったり、親が亡くなったりだったり、何かあったときに
頼れる、血がつながった親族がいるというのは、何にもかえがたい貴重な存在なのだ。
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