「圧巻 巨大戦艦大和」アルキメデスの大戦 クララさんの映画レビュー(感想・評価)
圧巻 巨大戦艦大和
昭和8年(1933年)、戦艦大和の建造においてのフィクション映画。
戦艦建造に掛かる莫大な費用の見積りを、空母建造費用より安く改ざんし、その不正を暴くため、天才数学者 櫂直(かいただし)を海軍に招き入れる。
この櫂直役の菅田将暉の演技が素晴らしい。
数学をこよなく愛し、ものを計測することに生き甲斐を感じ、コンピューター並の計算力を持つ、という役柄をそつが無く演じている。
ラスト30分は見処。感動で涙がでる。
菅田将暉も良いが、田中民も良い。粒揃いの俳優の面々。
そして戦艦大和の造船エピソードの驚きと感動の物語は終わる。
巨大戦艦大和の再現も巨大スクリーンで見ると圧巻である。
この夏は横須賀の戦艦三笠を見に行こうと思う。
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