「ペラペラ」アルキメデスの大戦 こっしゃんさんの映画レビュー(感想・評価)
ペラペラ
大和を造りたい人と航空母艦を造りたい人との会議のお話です。
どっちを造っても結局アメリカとは戦争にはなるので。
なんとかしてアメリカとの戦争を回避して日本を護りたいと言うお話ではありません。
ただそれだけなので内容は空っぽです。
空っぽの内容なので全ての演技がペラペラです。特に菅田将暉さんは最悪でした。インテリ系の役はどうにもならないです。
ビックリするのはあの会議の緊迫感の無さ‼️
小学生の学級会のほうがまだましです。
山崎さん、売れてますけどね。
あと、滅茶苦茶こころが痛んだことが。
驚くことに大和沈没シーンは単なる客寄せなのです。
こういう映画を作ると人間の品性を疑われますよ‼
あやまる必要なんてないですよ。
あなたがそう感じたならそれはそれでいいのでは。
それとある程度の年齢のかたはそれなりにあの時代の背景はわかってますよ。日本人なのですから。
勿論、専門的に学問したわけではないですから完全でないですけど。
そこで時代背景を知っているのかとバッサリ来たのはかなり失礼です‼
そもそも時代背景など考える必要もない内容の映画だし。
小学生の学級会で次の運動会の出し物を組体操にするか盆踊りにするか、組体操になればカッコいいー盆踊りならダサイー。
その程度の内容の会議をテーマにした作品に時代背景なんて考える気もおこらないのです。
ましてどうすれば本当に戦争をしないでいい国にできるかと考えながらこの映画を見れるわけないです。
どうすれば寝てしまわないか考えながら見てましたが。
ちょっと寝たけど。
ちゃんと時代背景を知って、映画見てんのか疑問。
アメリカと戦争すれば、負けて当たり前。そんなの、冷静になれば、軍人だって、官僚だって、百も承知ですよ。
しかし、アメリカと、戦ってしまった現実があり、どうしてそうなったか
考える映画なんじゃないかな。
今、単に核兵器反対、軍備増強反対、
9条守れ!で戦争回避できるなら、
それに越した事ないよ。
今後、どうすれば、本当に戦争しないでいい国にできるか、考えるながら、
エンターテイメントとして、楽しめばいいのに。会議だって、あえてわかりやすい構図にしてるんだし。
それ含めて、つまらないなら、
しょうがないですね。
ごめんなさい。
冒頭、撃墜されたアヴェンジャー(?)から、パイロットがパラシュートで脱出。間髪いれず「カタリナ」が救助。
あり得ない。他薄っぺらな会話。1時間が我慢の限界。
確かに。
今の日本なら何がなんでも開戦回避を模索するでしょうね。仮に自国の軍船を沈められても戦争回避を第1に考えるお思います。
とても平和な国。世界に誇れる日本です。
ただ、私の知る限り、当時の日本は無敵だったのです。アメリカと戦争になっても勝てる!神の御加護で1人の神兵が5人倒せば勝てる。と大真面目に考えていた時代。戦争しないという議論は難しかったかと思います。下手すると非国民ですから。
そん中でも、どうやったら国力が弱い日本が戦争を有利に進め、良いところで講和に持ち込みたかったのが山本五十六です。そのためには空母と戦闘機が必要だった。山本と空母と作戦があれば、戦争を長引かせずに対等に講和できると思っていました。
庶民は戦争は始まるかわからなかった
軍人は戦争が始まるとおもっていた
頭のいい人は、はじまってしまう戦争をどうやって終わらせられるかを考えていたと思います。
そんな時代です。