劇場公開日 2019年11月1日

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「ハァ?美しい大人の恋?アンジャッシュかよ。」マチネの終わりに MOJAさんの映画レビュー(感想・評価)

0.5ハァ?美しい大人の恋?アンジャッシュかよ。

2020年6月13日
iPhoneアプリから投稿

最後まで本当にイライラした。
早苗は全て蒔野の為と繰り返したが、結局その行動の全てが自分の為で、それを最後まで正当化している言葉の数々に、見ていて最後まで本当に腹が立った。そしてその行動が後にどれだけの不幸を周りに呼んだのかが描かれていて、それが美しい大人の恋?はぁ?と思いました。そして何より伊勢谷友介が可哀想。子供たちも本当に可哀想。
薪野が早苗に真相を打ち明けられた後、落ち着いて笑顔で会話してるのも意味不明。ガラスをぶち壊す程の怒りに震えたのに、その怒りはどこへ?その後に演奏家として復活?4年もモヤモヤしてた後にそんな事が分かって、何故、超繊細な感情がコントロール出来たのかも意味不明。
あと石田ゆりこの長崎の母が田舎者過ぎて、フランスの映画監督と恋してた面影ゼロ。もう少し設定と演出を考えて下さい。

パリやNYの公園で福山と石田ゆり子が歩いてるだけでお洒落!美しい大人の恋だわ!と騒いでるアホには響く映画なのだろう。感動?ハァ?
己の身勝手さは全ての他人を不幸にする、という教訓は得ました。あとすれ違いネタをやるならもう少しアンジャッシュから学んで下さい。粗いです。

MOON