「良い魔女か悪い魔女か」真実 Bacchusさんの映画レビュー(感想・評価)
良い魔女か悪い魔女か
自伝本「真実」を出版したフランスの大女優ファビエンヌの元に、アメリカで脚本家をする娘夫婦とその娘がお祝いの為にやって来て巻き起こる話。
自伝本に書かれていることはデタラメで娘はモヤモヤ。40年の付き合いの秘書のことすら書かれておらず、これを切っ掛けに秘書が出て行き娘がファビエンヌの撮影に同行するようになって行く。
ちょいちょい聞こえてくる名女優サラの話や、ファビエンヌと娘との昔の記憶のズレとかを孕みつつ進行して行くので、何となくストーリーは推測出来てしまうけれど、気難しそうに見えるけど惚けた様なファビエンヌだったりピエールだったりのコミカルな空気感や、家族の関係というか愛情というかが温かくなかなか良かった。
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