海獣の子供のレビュー・感想・評価
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感動と戸惑いと。
始まって数分、いや数秒かも、大きな感動と幸福感が押し寄せ、この映画と一緒にいられる今この時、とにかく自分の目玉ふたつと全てで愛でつくして帰ろうと思った。
隣のシアターも向かいのシアターの人もドアを開けて、みんな観にくればいいのに。と思った。
こんな体験そうはできない。
すぐそこにある景色が美しく描かれている興奮を差し引いても、本当に飛び回るような喜び。
今しかない本物の10代の声が物語に誘う。
上映後。
なぜかちょっとがっかりして帰り道。
たぶん作品にではなく、自分にしょんぼり。
生殖の描かれ方は苦手な感じだったけど、諦めずにくいついて行けばよかったかな…。
それにしてもコピーと違って随分言葉で説明されちゃったなぁとぼやき。
芦田さんならもっと意味を感じ、手のひらに何かをつかんだのでしょうか…?
それでも時間が経つにつれ、映画っていろいろあってやっぱり面白いな、と実感しています。何だか投げやりみたいだけど、本心です。
ゼログラビティみたい
前知識なしで鑑賞しました。
見てる間は退屈でしたが、見終わって色々考えると合点がつき面白い映画だったと思います。
まず、映像と音は最高でした。これまでに見たアニメーションで最もクオリティの高い映像美でした。音楽の方も久石穣さんが作曲ということで非常に美しかったです。環境音も丁寧に作られていて素晴らしかったです。
しかし、登場人物に私はあまり感情移入できなかったので、終盤で海くんが消えていくシーンや主人公が泣いているシーンなどは退屈でした。
ここまでが鑑賞中の感想です。
見終わってから物語を考えると、劇中でも言っていましたが受精から出産までの命の誕生を暗喩していたようです。
私の拙い考えのため間違った理解をしているかもしれませんが、祭りが受精、主人公が卵子、海くんや空くんが精子を表しているようで、終盤に主人公と海くんがくっつくことで銀河が空に放たれ宇宙が誕生したと考えています。壮大な物語は大好きです。ゼログラビティと似たようなSFものでしたが、海獣の子供では人体と宇宙が同じものとして捉えてるようでユニークでした。でもこのあたりの宇宙の説明がよく分からなかったのでどなたか教えて頂ければ幸いです。
ただの好みだと思いますが、物語の締めで主人公が何かを悟り成長劇として締めくくられていましたが、登場人物に感情移入できなかった私にはどうでもいいシーンでした。すんません。
これらを知った上で2回目を見ると更に面白く映画を見られると思うので、またいつか見ようと思います。
おもしろいとかつまらないじゃない
たまたま米津さんの海の幽霊のMVを見て映画のことを知り世界観に引き込まれて、急遽映画を観ることにした。
MVは最高に心地よい音楽と映像。赤ちゃんがお腹の中にいるときってこんな心地よさなんじゃないかなと思う。
アニメ映画は 君の名は 以来。あのとき同様見終わった後は ? という気持ち。
何が起きてるか分からず全くついていけなかった。
でもぐいぐいと引き込まれる美しいアニメーションと音楽。
どことなくジブリを思わせる音楽だなと思ったら久石譲さんだった。
とりあえず明日から原作を読んで、考察サイトを読み漁りたい。
おもしろいか?と聞かれたら おもしろいとかつまらないじゃない と答える。
おすすめ?と聞かれたら 見たければ見ればいいし興味ないなら見なければいい と答える。
観てよかった?と聞かれたら よかった と答える。
個人的にはMVが最高傑作すぎて、音楽があって映像がついたんじゃないかと思うくらい。映画の前に何回も見てしまってたので、映画のそれぞれのシーンではちょっと物足りなく感じた。
いつか米津さんが音楽監修のアニメ映画が観たいなぁ。
映画館メモ
約140席の3列目から鑑賞。
スピード感のあるシーンが多くもう少し後ろから観たほうがよかった。
おもしろいとかつまらないじゃない
たまたま米津さんの海の幽霊のMVを見て映画のことを知り世界観に引き込まれて、急遽映画を観ることにした。
MVは最高に心地よい音楽と映像。赤ちゃんがお腹の中にいるときってこんな心地よさなんじゃないかなと思う。
アニメ映画は 君の名は 以来。あのとき同様見終わった後は ? という気持ち。
何が起きてるか分からず全くついていけなかった。
でもぐいぐいと引き込まれる美しいアニメーションと音楽。
どことなくジブリを思わせる音楽だなと思ったら久石譲さんだった。
とりあえず明日から原作を読んで、考察サイトを読み漁りたい。
おもしろいか?と聞かれたら おもしろいとかつまらないじゃない と答える。
おすすめ?と聞かれたら 見たければ見ればいいし興味ないなら見なければいい と答える。
観てよかった?と聞かれたら よかった と答える。
個人的にはMVが最高傑作すぎて、音楽があって映像がついたんじゃないかと思うくらい。映画の前に何回も見てしまってたので、映画のそれぞれのシーンではちょっと物足りなく感じた。
いつか米津さんが音楽監修のアニメ映画が観たいなぁ。
映画館メモ
約140席の3列目から鑑賞。
スピード感のあるシーンが多くもう少し後ろから観たほうがよかった。
わかりにくい?とんでもない!そんなに難しい話じゃない
何だこりゃ???
完全な意味不明
いろいろ映画を見ますが、本当に意味不明。ヱヴァンゲリヲンの最終話を2時間観てる感じ。
宇宙とか精神世界なのか分かりませんが、何か意味化があるのかと頑張って観たけど、本当に辛かった。
アニメ作品なので、子供たちも結構いましたが、よく2時間座ってられると感心しました。
良かったのは、
・米津玄師の歌が聞けたこと
・芦田愛菜が声優でも優秀ということ
・クジラや亀などの生物の映像がきれい
・海や宇宙の映像がきれい
原作を知らないので分かりませんが、こんなに難しい話なのでしょうか。
また、声優使わずに、俳優さんののっぺりとした話口調も嫌い。それぞれの俳優さんは好きですけど。
普段は意味不明な所はネットでネタバレを読みますが、これはそんなきもちにもなれないほど、完全な意味不明。
ものすごい映像で魅せる「生命」の物語
後味爽やか
なんてレビューのしづらいアニメだろう
感じるところが色々とありました
ただ綺麗な映像を眺めるだけの「花火映画」
物語の基本的な骨格がしっかりしてない。ヒロインの行動の動機や目的があやふやで感情移入し難い。
キャラクターに感情移入しにくいし物語として成立してないから、ただ派手な映像を眺めてるだけ「花火」を見上げてるだけの感覚に陥る。没入感が全く持てない。
なんとなく「深遠なテーマ」らしきものを醸し出しているんだが、観衆に理解させる表現力が不足してて、なんだか意味不明な宗教映像を見せられてる気分になる。
庵野秀明作品等は、裏に深遠なテーマが隠されていても、表には普遍的かつ王道的な人間ドラマがしっかり構築されていて、「深遠なテーマ」が理解できなくても十分鑑賞に耐えられるし、それ故に語り合いたい考察したいって欲求も湧き上がるのだが、この映画は表層部分の人間ドラマが描写不足で、終盤の宗教映像(?)に無駄に時間と労力のリソースを取られてて不十分になってる。
ともあれ、綺麗な映像を鑑賞したいって人だけ見に行けばいいと思います。私の好みではないけどね。
原作を読みたくなる映画
圧倒的に美しく幻想的
ボーイミーツガールだと思って行くと理解できない
まず、宇宙の起源、生命の起源にまったく興味がなく、知識も皆無な人は無理。SFアニメでもスペースオペラ系やロボット系ではなく神話系サイエンスフィクション系が好きな人じゃないと無理。
ストーリーはむしろ古いタイプのSFアニメ。なので20代前後の人は意外と分からないと思う。最近はこういうタイプのアニメはほとんどなくなったので、自分は懐かしさも感じた、特に後半。
「分からない」という意見や「理解せず感じろ」とかいうコメントをSNSで見かけるが、1970~80代前半のアニメはそういうアニメばかりだったし、それが当たり前で受け入れてきたから、逆に「ああ、今の世代はアニメを見ていても、知識と理解の範疇を超えるとダメなんだな」と思ったぐらい。
想像力を豊かにしてくれるアニメを見て育って良かったと改めて思う。調べたら作者も同年代だった。「ああ、やっぱりね」と映画から感じた既視感で納得した。
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