海獣の子供のレビュー・感想・評価
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良い映画だと思います
先入観を持たないで見ましたが、とても良かった。個人的には今年一番の映画でした。
中学生が主人公だけど難解な部分があり、子供向けではないと思いました。だったら宣伝方法も違う。
2ヶ月前に見た「バースデー・ワンダーランド」ほど監督の独りよがりではないものの、話が大きく広がってついていけない人もいたと思います。
上映館が少なく、スクリーンも小さいところが多い。でも私が見た回はチケット売切れ。そこそこ見込めるなら、もっと大きなスクリーンで上映して欲しいですね。
見る見ないは自由ですが、一度は見て欲しい。そして美しい映像と美しい音楽に酔って貰いたい。
最終的に何を伝えたいのかよく分かりませんでした。
映像の綺麗さは今まで見た中で一番でしたが、話の内容を理解しようと真剣に見ましたが本当に分からなかったです。
感動と戸惑いと。
始まって数分、いや数秒かも、大きな感動と幸福感が押し寄せ、この映画と一緒にいられる今この時、とにかく自分の目玉ふたつと全てで愛でつくして帰ろうと思った。
隣のシアターも向かいのシアターの人もドアを開けて、みんな観にくればいいのに。と思った。
こんな体験そうはできない。
すぐそこにある景色が美しく描かれている興奮を差し引いても、本当に飛び回るような喜び。
今しかない本物の10代の声が物語に誘う。
上映後。
なぜかちょっとがっかりして帰り道。
たぶん作品にではなく、自分にしょんぼり。
生殖の描かれ方は苦手な感じだったけど、諦めずにくいついて行けばよかったかな…。
それにしてもコピーと違って随分言葉で説明されちゃったなぁとぼやき。
芦田さんならもっと意味を感じ、手のひらに何かをつかんだのでしょうか…?
それでも時間が経つにつれ、映画っていろいろあってやっぱり面白いな、と実感しています。何だか投げやりみたいだけど、本心です。
ゼログラビティみたい
前知識なしで鑑賞しました。
見てる間は退屈でしたが、見終わって色々考えると合点がつき面白い映画だったと思います。
まず、映像と音は最高でした。これまでに見たアニメーションで最もクオリティの高い映像美でした。音楽の方も久石穣さんが作曲ということで非常に美しかったです。環境音も丁寧に作られていて素晴らしかったです。
しかし、登場人物に私はあまり感情移入できなかったので、終盤で海くんが消えていくシーンや主人公が泣いているシーンなどは退屈でした。
ここまでが鑑賞中の感想です。
見終わってから物語を考えると、劇中でも言っていましたが受精から出産までの命の誕生を暗喩していたようです。
私の拙い考えのため間違った理解をしているかもしれませんが、祭りが受精、主人公が卵子、海くんや空くんが精子を表しているようで、終盤に主人公と海くんがくっつくことで銀河が空に放たれ宇宙が誕生したと考えています。壮大な物語は大好きです。ゼログラビティと似たようなSFものでしたが、海獣の子供では人体と宇宙が同じものとして捉えてるようでユニークでした。でもこのあたりの宇宙の説明がよく分からなかったのでどなたか教えて頂ければ幸いです。
ただの好みだと思いますが、物語の締めで主人公が何かを悟り成長劇として締めくくられていましたが、登場人物に感情移入できなかった私にはどうでもいいシーンでした。すんません。
これらを知った上で2回目を見ると更に面白く映画を見られると思うので、またいつか見ようと思います。
おもしろいとかつまらないじゃない
たまたま米津さんの海の幽霊のMVを見て映画のことを知り世界観に引き込まれて、急遽映画を観ることにした。
MVは最高に心地よい音楽と映像。赤ちゃんがお腹の中にいるときってこんな心地よさなんじゃないかなと思う。
アニメ映画は 君の名は 以来。あのとき同様見終わった後は ? という気持ち。
何が起きてるか分からず全くついていけなかった。
でもぐいぐいと引き込まれる美しいアニメーションと音楽。
どことなくジブリを思わせる音楽だなと思ったら久石譲さんだった。
とりあえず明日から原作を読んで、考察サイトを読み漁りたい。
おもしろいか?と聞かれたら おもしろいとかつまらないじゃない と答える。
おすすめ?と聞かれたら 見たければ見ればいいし興味ないなら見なければいい と答える。
観てよかった?と聞かれたら よかった と答える。
個人的にはMVが最高傑作すぎて、音楽があって映像がついたんじゃないかと思うくらい。映画の前に何回も見てしまってたので、映画のそれぞれのシーンではちょっと物足りなく感じた。
いつか米津さんが音楽監修のアニメ映画が観たいなぁ。
映画館メモ
約140席の3列目から鑑賞。
スピード感のあるシーンが多くもう少し後ろから観たほうがよかった。
おもしろいとかつまらないじゃない
たまたま米津さんの海の幽霊のMVを見て映画のことを知り世界観に引き込まれて、急遽映画を観ることにした。
MVは最高に心地よい音楽と映像。赤ちゃんがお腹の中にいるときってこんな心地よさなんじゃないかなと思う。
アニメ映画は 君の名は 以来。あのとき同様見終わった後は ? という気持ち。
何が起きてるか分からず全くついていけなかった。
でもぐいぐいと引き込まれる美しいアニメーションと音楽。
どことなくジブリを思わせる音楽だなと思ったら久石譲さんだった。
とりあえず明日から原作を読んで、考察サイトを読み漁りたい。
おもしろいか?と聞かれたら おもしろいとかつまらないじゃない と答える。
おすすめ?と聞かれたら 見たければ見ればいいし興味ないなら見なければいい と答える。
観てよかった?と聞かれたら よかった と答える。
個人的にはMVが最高傑作すぎて、音楽があって映像がついたんじゃないかと思うくらい。映画の前に何回も見てしまってたので、映画のそれぞれのシーンではちょっと物足りなく感じた。
いつか米津さんが音楽監修のアニメ映画が観たいなぁ。
映画館メモ
約140席の3列目から鑑賞。
スピード感のあるシーンが多くもう少し後ろから観たほうがよかった。
わかりにくい?とんでもない!そんなに難しい話じゃない
わかりにくいと言うコメントが結構あるのですが、モチーフに使っているのいるは誰でも知っているものばかりです。現代を舞台にした物語というよりもおとぎ話とかそっちの雰囲気の強いものだと思えばそこまで難しいものではありません。
むしろコレが元ネタですよっていうのをわかりやすく配置している親切な映画だと思います。
原作は未読でしたが、話はすんなり入ってきました。
何だこりゃ???
シェイプ~、アクアマン、キャプテンマーベル、モアナ、ペンギンハイウェイミックス。コナン君の犯人みたいな絵も出てきた 何となく言いたいことは分かるけど祭やゲストって何なのか落ちが欲しかったし、登場人物も不思議な人ばかり
完全な意味不明
いろいろ映画を見ますが、本当に意味不明。ヱヴァンゲリヲンの最終話を2時間観てる感じ。
宇宙とか精神世界なのか分かりませんが、何か意味化があるのかと頑張って観たけど、本当に辛かった。
アニメ作品なので、子供たちも結構いましたが、よく2時間座ってられると感心しました。
良かったのは、
・米津玄師の歌が聞けたこと
・芦田愛菜が声優でも優秀ということ
・クジラや亀などの生物の映像がきれい
・海や宇宙の映像がきれい
原作を知らないので分かりませんが、こんなに難しい話なのでしょうか。
また、声優使わずに、俳優さんののっぺりとした話口調も嫌い。それぞれの俳優さんは好きですけど。
普段は意味不明な所はネットでネタバレを読みますが、これはそんなきもちにもなれないほど、完全な意味不明。
ものすごい映像で魅せる「生命」の物語
原作は未読。
この作品を「どういう映画なのか」言葉で説明するのは難しい。
物語が難解な訳ではないし、抽象的過ぎもしなければ、言うほど哲学的ってこともない。
海・空・宇宙、生物も含めてすべて同じ。
小さな記憶の断片が繋がり合って「今」の姿を形成している。
ただただ、ものすごい映像の洪水でそれを表現しているが、すべての根源にあるのは「生」だ。
映画としては好きな作品なのだが、減点はキャスト。
なぜこの顔ぶれなのか。
芦田愛菜は抜群に上手い。
ただ、周辺のキャストは気になってしょうがなかった。プロ声優がいつも良いとは思わないが、それにしてもレベルってもんが…。
尼神インターはどうしても入れなきゃダメでしたか?
後味爽やか
原作は読んでおらず、偶然主題歌のMVを見たのをきっかけに見に行きました。
映画館に足を運んで正解でした。
映像も物語も音楽も、美しく力強いうねりがあった。
無は有にはならず、有はけして無にはならない。形を失っても、いなくなったりはしないのだと、そんなことを考えました。
見終わったあと、とても清涼で静かな気持ちになりました。
ただ、キャラクターの背景やかかわり合いがあまり細かに描かれていないので、違和感を感じる方もいらっしゃるかもしれません。その辺りを考えて星は4に。個人的には5をつけたい。
なんてレビューのしづらいアニメだろう
原作は未読。特に感心なかったが時間があったので観た。程度のポテンシャルだったが結果は満足だった。
圧倒的な映像美。静かに興奮を促す素晴らしい音楽。静かさと空気感の中にも燃えるような熱さを感じる演出。
なんていろいろな誉め言葉が思い浮かぶのだが、どれもこの作品を表現するに足らない。
生命の営みと循環。受け継がれる意志。宇宙と命の関係。かつて手塚治虫が火の鳥で、石ノ森章太郎が009で表現しようとしたものに通じるものがある。
まったく万人受けではないし当然子供向けでもないが 、是非とも鑑賞してみてほしい一作。
感じるところが色々とありました
思っていた内容とは、ちょっと違いました。
万人受けする作品かというと、それは違うかなと。
質が悪いかというと、それも絶対に違う。
画面がとても綺麗です。
原作の味わいを残しつつ、すっきりとした画面になってました。
ストーリー的には正直なところ難解ですかね。
もう一度観れば、色々と分かるのかもしれません。
鑑賞後の気分を例えると、
「スターウォーズ1978」の世界をイメージして観に行ったら
「スタートレック1979」だった。
↑うーん。よく分からない例えですね。
映画の感想は人さまざまかとは思いますが、このように感じ
た映画ファンもいるということで。
一瞬でも目が離せない
物語は難解なテーマもあったけれど敢えて語らず、アニメーションの力を信じて観客に解釈、想像する余地を与える懐の深さがある映画だった。
1シーンごとに一時停止して眺めたいほど素晴しい背景美術だった。
ただ綺麗な映像を眺めるだけの「花火映画」
物語の基本的な骨格がしっかりしてない。ヒロインの行動の動機や目的があやふやで感情移入し難い。
キャラクターに感情移入しにくいし物語として成立してないから、ただ派手な映像を眺めてるだけ「花火」を見上げてるだけの感覚に陥る。没入感が全く持てない。
なんとなく「深遠なテーマ」らしきものを醸し出しているんだが、観衆に理解させる表現力が不足してて、なんだか意味不明な宗教映像を見せられてる気分になる。
庵野秀明作品等は、裏に深遠なテーマが隠されていても、表には普遍的かつ王道的な人間ドラマがしっかり構築されていて、「深遠なテーマ」が理解できなくても十分鑑賞に耐えられるし、それ故に語り合いたい考察したいって欲求も湧き上がるのだが、この映画は表層部分の人間ドラマが描写不足で、終盤の宗教映像(?)に無駄に時間と労力のリソースを取られてて不十分になってる。
ともあれ、綺麗な映像を鑑賞したいって人だけ見に行けばいいと思います。私の好みではないけどね。
原作を読みたくなる映画
何か引き込まれるような映画だった。序盤から中盤は映像が素晴らしく内容も良かった。中盤以降から内容の理解が追いつかず置いてけぼりに。映像も少し気分が悪くなる感じに。原作を読んで自分で考察しながらの方が良かった。映画は考える時間がないため、長編アニメとしてNHK当たりが制作すれば、とても良い作品となったと思う。
圧倒的に美しく幻想的
パンフレットに、それぞれの解釈で、と書いてあった通り、「こういうストーリーなんです!」という説明はしてこず、音楽や絵画のように、あくまでも「感じる」作品でした。
海の中にいるように、映像と音楽は美しく、声優陣も各キャラクターに良く合っていました。
主人公瑠花・芦田愛菜さんと父役の稲垣吾郎さんはとても自然でした。デデ役の富司純子さんは仙人のようで、アングラード役の森崎ウィンさんは不思議な雰囲気で、「感じる」ことに集中できました。
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